10月13日、小説タウンハウスの舞台となったタウンハウス岩岡、神戸市西区岩岡は豊かな実りの中で今年も秋祭りを迎え
ることが出来ました。
今は東播用水で年中水が供給されていますが、淡河川・山田川疎水の時代は水源の地元が稲作に水を使用しない期間に限って
取水して1年分の水を大きな溜池に貯めて稲作をしていました。水を節約するためでしょうか岩岡の米作りは近隣に比べて2週
間は早い気がします。稲刈りの終わっていない田を探しての構図になります。
当地でも12日は台風19号の影響で強い雨が降りました。台風一過の晴天とはならず雨が心配されました。
今年も8基の布団太鼓が揃いました。岩岡神社の秋祭りは当ブログで4回目となります。
小説タウンハウス 1 予告編岩岡神社の秋祭り(2016.10.13)
小説タウンハウス 7 再録タウンハウス 第6回岩岡神社の秋祭り(2017.10.27)
朝の宮入の様子と帰りの様子はこちらをご覧ください。
小説タウンハウス 14 岩岡神社秋祭(平成30年)(2018.10.19)もご覧ください。
各地の布団太鼓と祇園ばやし・獅子舞の奉納はこちらをご覧ください。
地区ごとの練りこみです。拝殿のギリギリまで寄せて高く差し上げます。(上新地)
天狗さんの神様へのアピールも激しいです。
〇〇の方が高い。子供たちはしっかり採点をしています。
天狗さんの仕事は小さな子供を捕まえて泣かすことです。
昼休み
昼休みは宮本講中、赤坂西場講中の祇園囃子の奉納に続いて新々田・秋田・上新地の獅子舞の奉納です。
秋田の獅子舞はアクロバットな早変わりが特徴です。
悪い天狗さんですが、懐から次々にミカンやリンゴを取り出し子供たちに投げます。子供たちはちょうだい、ちょうだいと
手を上げます。今年はついにメロンも登場。メロンは投げずに手渡されました。
今年の行列のできた店のナンバーワンはクレープ屋さんだったと思います。
お昼は村ごとにエリアが設定されています。農業用ポリタンクの中から手品のようにビール瓶が出てきます。しかし岩岡は全
田畑にパイプラインが完備していますのでバルブを開けばいつでも水が出るので水を運ぶ農業用ポリタンクは必要ありません。
するとこれは秋祭りのビール冷やし専用のポリタンク?
小説タウンハウス 11 見えない溜池とパイプライン 淡河川・山田川疎水(2018.7.20)をご覧ください。
午後は神様がお出ましになります。
神移しの儀は白い布の中で行われます。見ると目がつぶれますから中を見てはいけません。
これは即位の礼の威儀の者に威儀物捧持者の列!令和の即位の礼では雨で見ることが出来ませんでした。来年は岩岡神社の
秋祭りでご覧ください。
お神輿に続いて布団太鼓の練りこみが続きます。このころになるとすっかり青空が回復しました。
お神輿と各地の布団太鼓が本殿の周りを2回、回った後、お神輿が出発します。
お神輿が鳥居の前についたころには日も西に傾き美しい夕焼けになりました。
神主様が祝詞を上げ神事が行われます。
布団太鼓に照明が入り
村々に帰り始めます。
そして神様は再び神殿の中に戻られます。祇園ばやしの提灯と当番の布団太鼓は最後まで神様に奉仕します。
布団太鼓は別れを惜むように太鼓を鳴らしながら村に帰っていきました。
小説タウンハウスはタウンハウス岩岡が舞台になります。
小説タウンハウス他9話
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