小説キャナルタウン 50 潜水艦とうりゅう 進水式の次の日

　　小説キャナルタウン 49　祝進水式潜水艦とうりゅう（2019.11.15）の続きになります。

　　令和元年１１月６日が潜水艦とうりゅうの進水式でしたので、本日は１１月７日です。

　　　

　　潜水艦の甲板の仮設通路の紅白の幕はすでに撤去されています。西から見たところです。今の時期だけ艦番号が書いてありま

　すのでわかります。

　　　

　　９時半を過ぎていますが、ドックが沈む気配がありません。１０時を過ぎてやっと沈み始めました。

　　　

　　ドックが沈んで艦番号５１２とうりゅうの艦橋が見えてきました。

　　　

　　鳳山丸・生田丸・祥鳳丸の３隻が揃いました。川崎重工の作業船ロマンがオイルフェンスを開けます。

　　　

　　鳳山丸がバックでドッグとの間を入っていきます。祥鳳丸からロープを投げます。

　　　

　　祥鳳丸からの曳航用のロープを引き揚げます。曳航が始まり艦橋が出てきました。

　　

　　とうりゅうが出てきました。

　　

　　とうりゅうの艦首をドッグの方向にむけます。

　　　

　　川崎重工のの作業船３・しゃんしゃいんがドッグから曳航用のワイヤーを受け取ります。ドッグのワイヤーでとうりゅうを引

　き込んでいきます。川崎重工の作業船は１・スマイル、２・ロマン」、３・しゃんしゃいんの３隻がありますが、昨日・今日は

　ロマンとしゃんしゃいんのコンビです。

　　写真 右　のドッグの最上部に黄色と黒の縞模様の物体が２台見えます。これが横向きのモノレールのように動いて船を引っ張

　　　　　　 て行くようです。

　　

　　とうりゅうが引き込まれていきます。

　　

　　

　　今日はここまでです。

　　

　　ドッグが少しだけ浮き上がります。艦番号５１２のドッグ上部との間隔を見ていただいたらわかります。ファンタジーが

　ギリギリ迄接近して今日は大サービスです。

　　　

　　今日の作業はこれだけで終わりでドッグはまた沈みます。２年前のしょうりゅうの時に浮きを外す作業と言っておられた人

　がいましたが前回も今回も浮きは付いたままで何の作業かは分かりません。

　　ドックから引き出すために鳳山丸・生田丸・翔鳳丸の３隻が揃いました。生田丸と祥鳳丸はこの間三菱重工に行っていたよ

　うですが持ち場を離れられませんので写真はありません。

　　

　　川崎重工の作業船ロマンの船上にウエットスーツの潜水士が見えます。新神戸ドッグの入渠の時も潜水士がいました。決め

　られた位置に艦底が着いているか確認します。浮きドックのテラス部分は帝国海軍の航空母艦の艦尾の様に見えます。

　　　

　　生田丸から曳航用のロープが引き上げられます。祥鳳丸からロープが投げられます。

　　

　　とうりゅうを引き出します。

　　

　　鳳山丸が艦首に回ります。

　　　

　　鳳山丸がバックで潜水艦とうりゅうを曳いていきます。

　　

　　秋の日はつるべ落としもう夕方の気配がします。

　　

　　ドッグの陰に入っていきます。

　　　

　　しゃんしゃいんが一生懸命に潜水艦を岸壁に押していきます。

　　　

　　生田丸と祥鳳丸が帰っていきます。潜水艦を引っ張っていた鳳山丸も出てきて最後に帰ります。

　　

　　今日の作業はこれで終わりです。

　　　　　　　小説キャナルタウン 51　潜水艦とうりゅう入渠（2020.1.31）があります。

　　　　　　　小説キャナルタウン 71　潜水艦とうりゅう　引渡式・自衛艦旗授与式　出港見送り（2021.4.9）があります。


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