ふれあいフリーマーケット
平成30年10月21日落合団地319号棟広場で第3回ふれあいフリーマーケットが開催されました。
主催はUR落合団地楽しみ隊。落合団地には自治会はありませんが落合団地を楽しんじゃおうの皆さんです。
協力は須磨区役所と株式会社URコミュニティ兵庫住まいセンターで須磨区役所がフリーマーケットの募集など強力(協力)
にサポートーしています。
「URユーアーマイサンサイン」ふれあいフリーマーケットちょっと意味はわりませんが旗で協力しています。
落合団地のシンボルは緑道のタイワンフウの並木です。緑道をたくさんのお客さんがやって来ます。緑道の並木は色づいてい
ませんが、広場のタイワンフウにはほのかに色づいた樹もあり、さわやかな晴天に秋の気配が漂います。
ふれあいフリーマーケットも3回目になります。前回は雨で集会所の中で縮小開催となりました。やっぱり晴れているとやり
甲斐があります。UR落合団地楽しみ隊の米田さんのお話です。
会場地図
落合団地にとどまらず地域をも巻き込んだ大規模なフリーマーケットです。集会所のトイレが利用でします。
本部では綿菓子とタコせんです。タコせんにはソースで名前や絵を書いてもらえます。
無料のゲームコーナーに、50円の格安スーパーボールすくいです。
楽器体験コーナー。音も出ますよ。白バイは事件出動中です。(本当は午後から来ます。)
フリーマーケットの定番の洋服に手作り小物です。
布ぞうりは大柄なおじさんが売ってましたのできっと力一杯編めていると思います。食器はセットで100円です。
やっぱりJA兵庫六甲の産直野菜は人気です。
集会所の中です。
319号棟集会所の中では
名谷あんしんすこやかセンターによる「もの忘れチェック&介護相談窓口」
喫茶コーナー ホットコーヒー・ホットティ・ジュース 小さなお菓子付きすべて100円 です。
319号棟集会所では第4水曜日 10:00~12:00 カフェO・CHI・愛(主催
名谷あんしんすこやかセンター・落合あんしんすこやかセンター)が開催されています。
来場者アンケート
落合団地以外の来場者がずいぶん多いことが判ります。緑道を使ってのお客さんが沢山おられましたが須磨ニュータウン
での催し物は緑道立地がポイントになるのかも知れません。 (写真は11時40分頃です。)
落合現地案内所
場 所 320号棟108号室 時 間 土・日・祝の10時~17時
須磨パティオにも案内所があります。詳しくはUR都市機構のホームページをご覧下さい。
団地概要 所在地 神戸市須磨区北落合一丁目1番他 鉄筋コンクリート造5階建(48棟)
総戸数 1260戸 1LDK~4DK (43㎡~69㎡) 管理開始 昭和53年~昭和56年
MUJI住宅
MUJI×UR団地リノベーションプロジェクトの住宅については
連載小説AKB 26 第25話 工事安全日記 新築工事着工 附録 明舞団地にMUJI登場(2018.2.9)
小説多聞小唄 3 新多聞団地春爛漫 集約型団地再生事業へ(人口減少社会の到来)(2018.4.13)
でお伝えしましたが、実は神戸市では落合団地が第一号です。
写真は落合団地のMUJI住宅の第1次の募集住宅の一例です。左がMUJI商品の利用例です。ご入居いただく状態は右
となります。決して工事中の写真ではありません。興味のある方は是非、UR都市機構にお問い合わせ下さい。戸数は限られ
ていますので空家がない場合もあります。
小説落合団地プロローグ
「団地小説短編集」「UR賃貸10の団地と10話の物語」の10番目の団地が落合団地となります。
3400万年の歴史を伝える落合中央公園の珪化木
小説落合団地は化石の話題から始まります。「白川の木の葉石」と呼ばれ白川の植物化石は有名でした。須磨ニュータウンに
お住まいの方のお話では庭を少し掘れば真っ白い岩盤が出て来て岩の中から植物化石が出てくるそうです。この方の宅地は表土
が薄くて困まったそうです。
小説落合団地
「彩子ちゃんは結婚して須磨ニュータウンに住むんだね。名谷もずいぶん開けたものだ」祖母が言った。開けるもなにも彩子
が生まれた時には地下鉄は新神戸から西神中央まで全通していた。
垂水区海岸通で育った祖母にとっては須磨ニュータウンは福田川の源流域、小学校の遠足で化石探しの冒険に行った奥地のイ
メージが楽しかった思い出とともに今に残っていた。
3400万年の昔、一帯は古神戸湖と名付けられた大きな湖であった。湖に堆積した土砂は神戸層群と呼ばれた豊富な植物化
石を含み「白川の化石」は世界的に有名であった。以前は地下鉄名谷駅に巨大な珪化木が展示されていた。珪化木とは木の木質
部が珪素に置き換わったもので年輪も鮮やかにまさに石で出来た木であった。
孫の北山彩子は同じ会社に勤める、高橋透と結婚することになった。
続きは「団地小説短編集」でお読み下さい。
北須磨文化センター
北須磨文化センターの3階のエレベーターホールに化石についての展示があります。
北須磨付近の植物・昆虫・貝化石(神戸層群・白川累層)
神戸層群の化石
〇ここ北須磨文化センターのある場所や、この周辺の名谷団地・白川峠付近などは日本有数の化石産地として有名なところで
す。
〇今から約1500万年前の新世代第三紀中新世にあたる地層(神戸層群=白川累層)からクヌギ・カシ、フウ、メタセコイ
アなどの貴重な植物化石が多産するのです。
〔註 時代変更のお知らせ 神戸層群は新第三紀中新世(1500万年前)の地層と考えられていましたが、その後の
研究で3500万年前の地層だと言うことがわかってきたので変更します。 の張り紙があります。〕
植物化石のほか、貝化石やちょうちょうなどの昆虫化石も発見されています。
〇神戸層群の地層ができたころは火山が活発で、そのころにあった湖(古神戸湖)や、その周辺の陸地に大量の火山灰がふり
つもりました。神戸層群の化石は、当時に生きていた植物や昆虫などが火山灰や土砂にとじこめられて化石になったもので
す。
〇名谷付近は、造成工事がなされ、現在のように団地化、市街化が進み、化石採集はほとんどできなくなりました。
〇神戸層群の時代の貝化石は非常に少なく、現在ではまったくと言っても良いくらい採集できません。この時代の貝化石は近
くの須磨区多井畑(多井畑累層)などで発見されています。淡路島北部の岩屋や大磯(岩屋累層)では二枚貝、巻貝、コケ
ムシ、サメの歯化石などを多産します。
今回の展示では名谷付近で採集した植物化石多数と淡路の大磯や岩屋で採集した貝化石多数を見ていただけます。
(過去の展示会で使用された掲示物のようでここには若干の化石しか展示してありません。)
UR賃貸10の団地と10話の物語
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