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琵琶湖

2006-04-26 22:31:10 | 日々思ったこと
<琵琶湖>「謎」の微粒子 メタロゲニウム大量発生

 滋賀県・琵琶湖の北湖で、マンガン酸化物構造体「メタロゲニウム」の大量発生が続いていることが、同県琵琶湖・環境科学研究センターの調べで分かった。湖底の低酸素化を示しているとみられていたが、昨年からは溶存酸素が多い所でも多量に確認。湖に何らかの環境変化が起こっていると推測する声も出ている。
(毎日新聞) - 4月16日3時6分更新



こんな記事を先日目にした。
これと関係があるのかどうか私には分からないが、琵琶湖の魚がもの凄く減っている気がするとここ数年思っていた。
特に北の方で。
ずっと外来魚問題のせいだと言われているが、とてもそれだけだとは思えない。

以前は琵琶湖の北の漁港や浅瀬では、季節によってはたくさんの小魚(鮎?)や小バスを見ることが出来たのだが、ここ数年はそれが全然見かけなくなっているからである。
北の方は水が比較的クリアなので場所によっては十分2~3M下まで見えるのだが、そういうところに生命感がない。
ただ単に私が見てる場所にだけたまたまいないだけなのか?どうだか分からないけど、10年近く前にはもっとたくさんの魚を見ることが出来た。
春になると水温も上がってきて比較的浅いところに小魚やバスがのんびりと浮いている姿を見かけ、夏の日の沈む夕方ころになると水面近くに魚達が寄ってきて回遊したりライズしたりを見ることが出来、秋になると鮎ボールといって鮎の大きな群れが出来それが移動しそれに付いて高活性なバス達もついて回るというのも見られた。冬は漁港の水が比較的動かない所で一定の水深にじっと群れになって固まっている魚達を見かけた。
このように、四季それぞれに魚達を見ることが出来ていたのだがそれがほとんど無くなった。
なんだか、非常におかしいと思うのである。
生命感がなく、どんよりしている水中は下のほうのウィードや岩だけが見え非常に殺伐としていて死んだ世界のようで嫌だ。

外来魚が他の魚を食べてしまっているだけでは、このように何もいないってことはないんじゃないかと単純だが思ってしまうし、どうもそれだけではないと私には思える。
水はクリアであってもなにかしら魚には適さなく、どこかへ行ってしまったのか死に絶えてしまっているのか非常に不安である。

付き合いで琵琶湖で漁をしている方の話を聞く機会があるのだけど、同じようなことを聞く。
漁をされている目的の魚も捕れなければ、バスも捕れなくなっていると。
もちろん全く捕れない訳ではないらしいけど、その減り方は凄いらしい。

そこで、この記事を目にして水質や湖底内環境が変わりつつあり魚が棲めないところになって来ているのではないかと・・・。
こんなデカイ湖に魚がいなくなるなんて、どうなるのだろうか?
死に絶えた湖なんかになったらどうなるのだろうか?
そして、そこの水を生活するための水として使っている我々は・・・?

何もわからない私ではあるが、こんなことを考えると怖くなる。
コメント (4)
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