いのりむし日記

いのりむしの備忘録です。

Nakajima Hisae

ゴンタとオキとプッピー 東山動物園1965

2011-10-09 | 動物

 東山動物園でゴリラたちのショーがおこなわれていた時代(1963~68)の広報映像。飼育員浅井力三と3頭のゴリラの姿を紹介している。

 飼育・調教・しつけ‥ どのような言葉が相応しいのか、初めて接するゴリラの健やかな成長のための試行錯誤。動物園で生きるゴリラは、もはや野生のそれではない。そんなゴリラたちが身につけた所作が、集まった観客たちを喜ばす。ゴリラと人、映像は、かの者たちの表情まで映し出す。
 同じ頃、日本モンキーセンター発行『モンキー』(101・102合併号 1967)では「動物の調教について思うこと」(小原秀雄)を掲載。浅井の次の言葉を紹介して、サーカスなどの見世物とは異なる動物園の方向性を模索している。

ゴリラショーは単なる見世物ではなく、飼育の一環として、これを続ける必要があるのです。私たちの最終目的はゴリラの繁殖に成功することにあるからです。

 動物園で動物を「見せる」ということについて、その後の霊長類研究の成果の意味も含めて改めて考えてみたいと思った。

およそ24分の映像が、YouTubeでは、3分割されている。
1 http://www.youtube.com/watch?v=EHs_gNsE4lU
http://www.youtube.com/watch?v=MNZE-JSKA-g
3 http://www.youtube.com/watch?v=9p_yYg4lPHA&feature=related

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