いろんなことをやらせる時間はないが、いろんなことをやってみるのは楽しいはずだ

夏季大会出場決定戦が終わり、チームは秋の大会に向けての基礎鍛錬期に戻ります。

今週から取り組みはじめたのがクイック練習。ブロッカーがブロックに飛ぶだけでなく、その後にクイックが打てればバレーボールが楽しくなる。その1本を打つことがてきたら、他のアタッカーが楽になる。子供たちもやってみたいだろう。そんなことを考えて、練習時間が少ないのにやらせているのです。週に4回練習しているなら別てすが、うちくらいの練習量のチームは普通はやりません。

クイック練習をすると良くなる点もあります。1本目のセッターに入れるパスがAパスでないとクイックにもっていけないため、レシーブの意識は自然に上がります。また、セッターとアタッカーのコンビネーションを合わせないとならないため、これまで以上にコミュニケーションが増え、深まることも期待しています。


そんなことで、いろんなことをやってみて、後のことは考えながら直していく。つまりTEFCASサイクルに入れているという裏のねらいもあります。
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優秀な小学生バレーボーラーとして思考力を高めよう

これは2011年に指導していた辰巳ジャンプ5年生のアタッカーの子が自主的に調べてきた名言集です。

(1)大丈夫。私たちは絶対に負けない。
(2)みんながいるから、私はこんなに頑張れるんだよ。
(3)あと少し、あと一歩。最大限の力をふりしぼれ。
(4)ふりむくな。ふりむくな。後ろには夢がない。
(5)未来は自分の夢の素晴らしさを信じる人のものである。
(6)夢は現実の苗木である。
(7)夢は見るもの。希望はかなえるもの。
(8)弱気は最大の敵
(9)夢は逃げない。逃げるのは自分だ。
(10)あきらめるな。一度あきらめたら、それが習慣となる。
(11)才能とは夢を見続ける力のことである。
(12)夢が見られるなら実現できます。
(13)あきらめない奴には勝てないよ。
(14)自分自身を説得できるかどうかが成功の第一条件
(15)成功したらどうしようとは考えていますが、失敗することは全然考えないです。
(16)日々正直に行動することが成功に達する最も確実な道だ。
(17)成功ほど続いて起こるものはない。
(18)成功は結果であって目的ではない。
(19)ミスをしない選手は超一流。失敗を成功につなげる選手は一流。責任を転嫁して失敗をくり返すのが二流。三流は自分が失敗したことすら気づかない。
(20)伸びるためには、まず縮まることが必要。
(21)努力する姿は誰かが見てくれているもの。
(22)才能とは持続することである。
(23)人並みにやっていたら、人並みにしかならない。
(24)どんなに悔しくても過去は変わらない。
(25)途中であきらめちゃいけない。途中であきらめてしまったら、得るものより失うものの方がずっと多くなってしまう。

さらに次は同じ年に、センターでアタッカーをしていたキャプテンが書いてきたノートから記事にしたものです。

さて、最近、辰巳ジャンプのキャプテン、副キャプテンは見違えるくらいに成長をしています。キャプテンは先日行った練習が午前中で終わったので、午後から有楽町の「相田みつを美術館」に行ってきたそうです。これはとても大切なことです。スポーツ選手として心を鍛える「メンタルトレーニング」になっています。そこで見てきた言葉の中から、心に響いたものを練習ノートに書いてきてくれましたので、辰巳ジャンプのみんなに紹介します。
「しあわせはいつも自分のこころがきめる」
「うつくしいものを美しいと思えるあなたの心がうつくしい」
「夢はでっかく 根はふかく」
「いのちいっぱい自分の花を」
「つまづいたっていいじゃないか、人間だもの」
「アノネ、がんばんなくていいからさ、具体的に動くことだね」
「体験してはじめて身につくんだよなぁ」
「うそはいわないとこころにきめてうそをいう」
「本当のことが一番いい」
「あなたにめぐりあえてほんとうによかった ひとりでもいい こころからそういってくれるひとがあれば」
「道は自分でつくる 道はじぶんでひらく 人のつくったものは じぶんの道にはならない」
「なんでもいいからさ 本気でやってごらん 本気でやればたのしいから 本気でやればつかれないから つかれてもつかれがさわやかだから」
相田みつをさんの、これだけの言葉をあげて、最後にこうしめくくっていました。
「これらが私のいいと思ったものです。「めぐりあい」はけっこうな人気作です。でも私が一番気に入ったのは「一生勉強 一生青春」です。もっと深い意味があるのではないかと思いました。」
井上が求めてきたことが、こういう行動です。
「自ら学ぶ、自ら行動する、自分の頭で考える、考えたことを表現する」これこそが強い心を育てる力となるのです。
すべて「学習指導要領総則」の中にある、今の時代の理想的な教育です。
夏休みの練習で、毎回必ず「名言集」を読ませ、学んだ言葉についての感想を書かせてきました。この成果は、これからじわじわと顕れてくるはずです。
でも、指導した私が一番嬉しいのは、小学生の子どもたちが大人になり、親になった時に私が教えた言葉を思い出し、自分の子どもたちに語ってくれることです。精神のリレーがそこでつながるからです。

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この子たちは2024年現在、優秀な大学を卒業し、社会人2年生。または大学院で研究者を目指している子もいます。
小学生時代に大人から言われるのではなく、自分から学ぶ姿勢を身につけた子たちは、その後に必ず大きく羽ばたきます。
残念ながら、今の矢口タートルズに、ここまで自分自身をつきつめていく子は、まだいません。
だれかがファーストペンギンになって、飛びぬけたノート内容で書いてくることを期待してはいます。
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週末は夏季大会出場決定戦

いよいよ今週末は夏季大会出場決定戦になります。なんとしても出場権を獲得することで、9月1日の夏季大会に向けて、優勝ねらいで練習していく権利を得られます。この優勝するという目標をもち、夏の練習で一気に成長していくためのモチベーションがほしいから、この出場決定戦が大事なのです。

もしここで負けるようなことになれば、今年の6年生はここまでが限界だと言わざるをえません。それほど意味のある出場決定戦なのです。

小学生バレーボール東京都大会の歴史がそれを裏付けています。夏季大会で優勝したチームは、秋の東京新聞杯で予選を勝ち抜き、東京都大会に出場することが数多くあったからです。



幸いなことに、私の体調も好転してきました。2週間の運動禁止期間でいろいろな痛みが減り、今日も球出しをすることができました。そこで少しだけ厳しい態度で指導したわけですが、子供たちの気持ちはしっかりついてきても、指導者として充分な指導をすることができなかったことからくる、技術的な影響が大きくあります。

ここまま出場決定戦に行くと、これまでと同じように、自分たちのミスで負けてしまいます。試合の終盤、サーブやスパイクをミスして泣いている子供たちの姿は、もう二度と見たくはありません。こりごりです。

自分にもチームの仲間にも厳しくし、大人に頼らず自分の頭で考えて、自分で意地決定して、判断力の高い矢口タートルズになってほしいと期待しています。


ところで矢口タートルズの子供たちは、読書をたくさんしているのでしょうか? 6年生は学年で読書マラソンという取組をしているはずですが、当然、ダントツのトップ集団に矢口タートルズの子供たちはいるはず。
「全校児童の模範たれ」をチームの指導方針にしてきたことを分かっているでしょうか。全校児童の模範ならば、読書量などは軽く1位から7位まで取っているにちがいありません。そうした日常の努力の積み重ねが、バレーボールの理解力や判断力を高めます。

井上のバレーボール指導は、学校の勉強でもトップランナーでないと、本当の意味を理解することはできないと書き残しておきます。本当の努力家は、前回紹介したような、長文のバレーボール日記を書けるようになるのです。

そして中学や高校でもキャプテンやリーダーになって人を引っ張り、自分の希望する進路を勝ち取っていくのです。今、小学生時代に手抜きを覚えたら、その習慣は一生つきまとい、大事な局面で退いていくことになるでしょう。
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ビーチバレーボール ジャパンツアー 優勝

今日は練習前に嬉しい報告が入りました。
矢口タートルズの子供たちのあこがれでもあり、辰巳ジャンプVCの卒業生で、ビーチバレーボール日本ランカーの沢目繭選手から、ジャパンツアー平塚大会で優勝したという報告です。
卒業生の活躍は、指導者としては最高のプレゼントです。ペアを組んでいる坂本選手とともに、今年はこれまで以上に活躍が期待できそうです。

さて、昨日に大会がなかったこともあり、私自身は病院1日がかりで検査を受けました。10年以上前に受けたことのある内視鏡検査の苦しさがトラウマとなっていて、必ず受ける必要のあった検査から逃げていたのが今回の失敗でした。驚いたことに、今回受けた内視鏡検査は、消化器官を通す苦しさが全くなく、(あれ?もう終わったんだ!)と感じるくらいに楽な検査でした。医療の進歩を感じるとともに、受診したクリニックの親切な対応にも安心感をもちました。土日も開業している駅上アトレの中にある消化器内科なので、これほど便利なクリニックもないなと感謝しています。よい病院と出会ってよかったです。

結果は予想どおり、食道をひどくやられていましたが、今のところ命にかかわるようなものではなく、薬で治していきましょうということになりました。念のためということで、生検にも出してもらい、その結果が出るまでの2週間は、食生活を中心にかなり制限が加わります。内視鏡撮影した画像も見せていただき、こんなに放置してしまったんだなと自覚、大反省。かなり勉強になりました。
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アンダー8の初出場に向けてスタート

12月に東京都アンダー8の大会が予定されています。これは8歳以下のメンバーで試合をする大会です。当然、サーブがネットまで届かない子も試合に出ます。前から打たせてもらうことになります。

ということは、6人全員がエンドラインからサーブを打てるなら、かなりの確率で勝てる大会となります。

今現在、アンダー8メンバーは5人いて、さらに部員増加を見込めますので、今から12月を目標に育てていけば、応援していて楽しいチームになることでしょう。


また、アンダー10大会が7月にありますが、ここにはアンダー9チームを出場させる予定です。フローターを打てる3年生の活躍の場となるでしょう。

来年度の新チームもスタートしました。身長が伸びそうですし、さらに高身長の子も入部しそうですので、これも面白いチームになるでしょう。
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体験入部がたくさんあるようです

今日も出張に行くために、学校の自転車を引き出そうとして動かした際に、背中の筋肉に痛みが走った。「危ない!」と感じた瞬間に、自転車から手を離したので、重症のギックリ腰は避けることができた。経験からなる保身術と言えようか。しかし、これまでとは別の場所を負傷してしまった。

出張に行かないことはできないため、本当にゆっくりと自転車を走らせ、隣の学校に行った。いつもなら歩いていくのだが、歩くことが難しいため、歩くスピードと変わらない自転車の速さで出張に行った。

次々と襲いかかる体調不良になすすべなしという状態である。


そんな状態でも、新しい体験入部の子供たちがたくさん練習参加してくれる。

ここは親子バレーボール同好会という珍しい組織として、大人部員の皆さんに頑張ってもらうしかない。

よろしくお願いします
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子供たちには悪いけど、このまま勝ち抜いていたら、自分の命が危なかったかも

全日本予選の最中、軽いギックリ腰からの坐骨神経痛を発症していました。かなりひどくて、動いている時はまだよいのですが、夜寝て静止状態になると激痛が襲ってくる始末。よく球出しをしていたと、その無茶さにあきれてしまいます。

さらには1年生で流行っていた細菌性結膜炎も発症。

ほかにも頭の先から足の先まで、まともなところはないと言って良い状態。血液調整の投薬もあり、ここ数週間、自分はこんなに薬を使って大丈夫なのかと不安に思いながらの監督業でした。薬は使いすぎると劇薬です。

そしてその不安は予想通りになり、今日、学校に着いたとたん、体の内部がおかしい。朝の挨拶にも立てず、校長室の椅子で回復を待ちましたが、脂汗も出てきて、とうとう限界を超え、人の来ないトイレに駆け込むと、なんとけっこう吐血してしまいました。


ということで、最終予選を予定していた日曜日に、急きょ消火器系の診察を予約しました。もし勝ち抜いていたら、きっと我慢して、死んでいく運命になったかもしれないと思うと、負けたのも意味があってのことなのかなと、自分一人は納得しました。

それにしても、いったいどれだけの病院に行かなくてはならないのでしょうか。そんな時間はないのですが……………
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新学年の空気感

4月。年度が変わり、新しい学年になった今、募集もかけていないのに、体験入部の子がどんどん来ています。驚いたのが、入学式をしたその午後に体験入部して、その場で入部手続きをすませた1年生がいることです。
さすがにこの入部の早さは私も初めてで、もう少し熟慮してもよいのではと思いましたが、入学2日めに校長として1年生の教室の様子を見に行った時に、入部したこの子は、すでに私のことをバレーボールの監督と理解していて、身近な感覚で、安心して笑顔で接してくれました。そして、自分で工夫して作った折り紙作品をプレゼントしてくれました。こういう教育的効果が、このPTA親子バレーボール同好会・矢口タートルズにはあるんだなと感じた次第です。

今週の土曜日にも、体験入部の子たちが参加します。

そうそう、体験入部する子たちへの、6年生部員たちの優しい接し方にも喜びを感じています。公式戦に向けて頑張ることも素晴らしいですが、新入部員を優しく迎え、ていねいに教えてあげる行動をすることの方が、もしかしたら子供たちの心を育てることにつながるかもしれません。

新入部員の子供たちが、そういう上級生の優しい心に接して、「このチームにいたい!」と思えることが最高の教育だと思います。これこそ小学生バレーボールの理想とする姿です。

そんな世界に、もっとたくさんの子供たちを招くためにも、そろそろ入部募集をかけようと思います。
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遠征に向けたイノッチ車グッズが増えました

春休み中の猛練習で6年生の技術はかなり上がりました。特につなぐ能力が伸びていると感じます。反面、入学式に向けて体育館が使えなくなった1週間の影響で、攻撃面のサーブとスパイクの感覚が昨日は戻らず、今日の練習で少し戻ったくらいの状態にはなりました。

さて、恒例の茨城遠征があるため、写真のグッズを新たに入れてみました。

アタックNO1のアニメ版と、厳しいアテネオリンピック予選を勝ち抜いた全日本チームのビデオ。そしてセカオワのCDですね。

古いビデオに子供たちはどんな反応を見せるでしょうか。
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中学生との練習試合

先日、6年生の卒業記念ソフトバレーボール大会を行い、その際、参加してくれた中学1年生の先輩に、「よかったら中学の練習がない日に、練習試合に来ないか」と声をかけておいたところ、中1チームのメンバーを集めて、今日の練習に6人チームで来てくれました。そこで矢口タートルズの新チームを2種類作り、合計4セットの練習試合を行いました。1チームは全員5年生の6人チーム、2チーム目はバックの2人を4年生にかえての4~5年生チーム。

この3月、春休み期間は特訓期間として毎日練習しているため、小学生のレベルは一気にあがっています。練習の目標ポイントは3点。
(1)アタッカーのスパイク技術を高め、決定力をあげる。
(2)レシーブを落とさないようにするために、コート内で走り続ける体力と技術を高める。
(3)セッターのトス力を高める。
この3つ、すべてが今日の練習試合にあらわれ、よく拾い、よくつなぎ、よく打った結果、3-1で勝つことができました。(ただし中学生はローテーションバレーをしていたから、それだけで大きなハンディがある。)

得点経過が面白かったので、紹介しておきます。
【第1セット】
スタートで小学生のサーブやスパイクが決まり、中学生が戸惑っているうちに、11-5までリードする。
ここから中学生の本気モードに火がつき、ミスが減って、14-16と逆転。
小学生もねばりにねばり、スパイクを決めていく。20-20
ここで中学チームにサーブミスが出てしまい、21-20。
リオのサーブが取りにくく、24-20。
最後は1点ずつ取り合って、25-21。小学生1セット先取。

【第2セット】
中学生の調子が出てきて、4-12とリード。
ここからヤマト、サクラ、ハルナのサーブが走って、一気に14-16まで追い上げる。
中学生もこのセットは負けられないと、15-19、17-22と引き離す。
ここから小学生の強気な攻撃と、声の盛り上げが功を奏し、21-23。
しかし痛恨のサーブミスが出て21-24と中学生のセットポイント。
いつものタートルズだと、ここで弱気ミスが出て終わるが、ヒサキのスパイクで22-24と切る。
サクラのサーブが嫌なところをついて、チャンスボールが返ってくるパターンになる。ヤマトのスパイクが連続で決まり、26-24と大逆転。

【第3セット】
さすがに中学生、このセットは勝負モード。2-8とリードする。
ところが今日はサクラのサーブがとても良く、サービスエースも出て7-8と追い上げ。
その後、9-9、10-10、12-12と接戦。
ここから中学生のサーブが走り、18-15。
いったん20-20と追い上げる。
この後、中学生の連続攻撃が決まって、22-25と中学生がセットを取る。

【第4セット】
このセットも4-8と中学生リードで序盤は進む。
ここで4年生2人のサーブが大爆発。まずはハルナのサーブで7点取って、12-8と逆転。
12-9からアカネのサーブで8点取り、21-9と大量リード。
5年生のアタッカー陣もどんどんスパイクを打っていく。
あとは1点を取り合えばよく、25-12で勝利する。



どのセットも、とてもよくラリーが続き、両チームともプレーしていて楽しかったはずです。とてもよい練習になったので、もし可能であれば、また来てくれると嬉しいですね。


【個人成績 上位3位まで】
(サーブ得点率)
1位 ハルナ 83.3%
2位 アカネ 80%
3位 サクラ 68.4%

(サーブ成功率)
1位 ハルナ 91.7%
2位 アカネ、リオ 90%

(サービスエース率)
1位 アマネ 40%
2位 ハルナ 33.3%
3位 サクラ 31.6%

(スパイク成功率)
1位 ヒサキ 83.3%
2位 ヤマト 70.6%
3位 アマネ 50%
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東京グレートベアーズ効果

昨日の有明コロシアムでの東京グレートベアーズ対堺ブレイザーズの試合観戦を受けて、今日の練習にはグレートベアーズのユニホームを着て参加してきた子がたくさんいました。

こうした機を敏感に察知し、練習を楽しくするのが小学生バレーボール指導者だと思います。対人パス練習している景色を見て、即座にアイデアが浮かびました。

(ちょうど半分くらいの子がグレートベアーズユニホームを着ているから、今日は矢口タートルズ対東京グレートベアーズの試合にしてしまおう。)

基本の練習を早めに切り上げ、
「はい、今から名前を呼ばれた方のコートに入るように。」
何をするのかは、まだ言いません。両コートに分かれてみると、片方は全員が東京グレートベアーズのユニホームを着ていることが分かります。ここで、
「今日は矢口タートルズ対東京グレートベアーズの試合をします。」
と伝える。昨日、素晴らしい試合を見たばかりですから、子供たちのプレーイメージも高くなるはずです。予想通り、いつもよりレシーブは上がるし、スパイクも決まるし、ナイスプレーの連続でした。
このような場の設定をしかけたことで、小学生の子供たちはVリーグ選手になりきる「東京グレートベアーズごっこ」をしていたのです。

試合は白熱し、セットオール。
3セット目も21点制で行い、21対19でグレートベアーズチームが勝ちました。
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Vリーグ観客動員数新記録とウェルカムキッズ

3月3日(日)有明コロシアム。東京グレートベアーズのホームゲーム。会場をうめた観客の人数が8749人と、Vリーグの新記録を達成しました。

この歴史的1ページに、選手たちとコートで記念撮影をする「ウェルカムキッズ」を承った矢口タートルズの子供たち。それを写真で見てみましょう。


りんかい線国際展示場駅から徒歩で有明コロシアムに向かう


有明コロシアムの中に入ります
特別席です


ウェルカムキッズをするために、東京グレートベアーズのユニホームを着ます


ハンドクラップしながら入場する練習をしました


次に記念撮影の練習です
堺ブレイザーズの選手たちといっしょに記念撮影なので、「さかい~ ブレイザーズ!」のかけ声でポーズしました


最後に私が選手役になって、ハイタッチをして退場する練習です


こうして本番をむかえ、約8700人の観客の前でウェルカムキッズを行いました


試合前の演奏に来ていた東京スカパラダイスオーケストラを目の前で見ることができるくらいの最前列に座らせていただきました。


【東京GB公式】MAPPA × 東京スカパラダイスオーケストラによるグレベアオープニングアニメーション

東京グレートベアーズの応援歌です
会場の大型モニターでも流されていました

大型モニターといえば、矢口タートルズの子供たちをたくさん映してもらって、みんなで大いに喜んでいました。
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ウェルカムキッズ3月3日(日)の参考映像

【東京GB公式】2023/3/4-5 有明ホームゲーム


1年前の有明コロシアムの様子です。
今回は、これ以上の観客の前に、子供たちは立ちます。
ちなみに、試合前ライブは「東京スカパラダイスオーケストラ」が出演予定です。
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ベンチメンバーはチームの監督・コーチ役にしたい

【安心感ハンパない】伊藤美誠監督!?の的確すぎるアドバイス


ベンチに帰った試合をしている選手に、味方選手たちが笑顔で数々のアドバイスをしている場面が映ります。たとえばベンチに帰った平野選手に、味方選手たちが数々のアドバイスを笑顔でしている場面です。それに対して、平野選手も自分の考えを話しています。監督の渡辺さんは、それをうなずきながら認めているだけです。この姿を矢口タートルズの理想としたいと、今日は子供たちに指導しました。
世界卓球選手権の他の動画のセット間には、中国ベンチの様子を映しているものもありますが、監督の馬琳さんが話しているだけで、選手はだまって聞いています。これが今までのスポーツ指導のあり方だったと思いますが、それを変えたい。日本卓球チームのベンチのように、選手たちが語りに語り合う主体的な姿を、私は期待したいと思います。小学生には難しいということであきらめるのではなく、対話していくことを続けることによって、育てられるところまで育て切りたいと思います。

アドバイスをしたり、戦術を語り合うためには、バレーボールの知識をもっていないとできません。つまり、学ぶ努力も求めているということです。バレーボールの試合という体で実感できる課題があって、それを勝ち取るための「戦術的知識」と「技術目標」を考え続けることは、学校の教室以上の学びがあるのです。

今日の練習試合から、本格的に「対話」をさせる指導を始めましたが、子供たちは1日の最後の方には、かなり語り合えるように成長していきました。

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2月23日の個人成績(上位5位まで)

【サーブ得点率】
1位 N.S 81.8%
2位 T.K 70.6%
3位 I.H 66.7%
4位 O.R 57.1%
5位 T.A 55.6%

【サーブ成功率】
1位 N.S 95.5%
2位 I.H 92.6%
3位 T.A 88.9%
4位 T.K 88.2%
5位 F.Y 84.6%

【サービスエース率】
1位 T.K 58.8%
2位 I.H 51.9%
3位 N.S 36.4%
4位 M.Y 33.3%
5位 N.A 22.2%

【スパイク成功率】
1位 T.H 66.7%
2位 I.H F.Y 60%
4位 N.A 50%
5位 T.K 40%

【総得点】
1位 I.H 30点
2位 N.S 18点
3位 F.Y 15点
4位 T.K 14点
5位 N.A 10点
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