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ビン・ラーディン殺害: 米国追従の国連

2011年05月08日 08時00分06秒 | 時事放談: 海外編

結局、国連がいまだもって第二次世界大戦・大東亜戦争の戦勝国である連合国(United Nations)、とりわけアメリカのためにあるということなのです。

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国連事務総長に内部批判 ビンラディン容疑者殺害歓迎で(朝日新聞) - goo ニュース

2011年5月7日(土)19:35

 国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長が、米軍によるビンラディン容疑者殺害について「正義が達成され、とても安心している」と声明を出したことについて、職員から批判の声が上がっている。

 ある男性職員は「国際人権法に照らして適法かどうか不明の段階で喜ぶのは、国際法を尊重すべき国連のリーダーとしては不適切だ」と指摘した。ある女性職員は「正義が達成された」のくだりに驚いたという。「正義が達成されるためには、人道に対する罪の容疑者として国際刑事裁判所で裁かれるべきだった」。別の女性職員は潘氏が今年末で任期満了を迎えることに触れ、「再選するために政治的影響力の強い米国を批判できないのだろう」と語った。

 国連人権理事会で超法規的な処刑問題を担当するクリストフ・ヘインズ特別報告者は6日声明を出し、対テロ戦闘で「殺傷力の行使は最後の手段として許される場合がある」としながら、「今回の作戦で(殺害以外に)容疑者の拘束を認めていたかの確認が極めて重要」と指摘した。(ニューヨーク=春日芳晃)

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もし日本にビン・ラーディンが潜伏していたら、米軍は同じく急襲作戦を実施したのでしょうか。そのときには日本政府は米軍の活動を許すのでしょうか。

パキスタン政府も問題かもしれませんが、他国まで勝手に入り込んで政府に通告・相談もなく、軍事行動を行うというアメリカの発想は異常。第一、ビン・ラーディンが本当に9/11テロの首謀者だという物的証拠はないわけです。

やると決めたら、自分の都合で突っ走る。まるで西部開拓時代のリンチか東京裁判の報復判決を見るよう。何とも後味の悪い事件です。報復テロはさらに激しさを帯びるのでしょう。

それにしても、国連というのはこういう報復の連鎖を打ち消すために存在するものなのに、この事務総長ときたら。やれやれ。


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