こんばんは。
菩提寺で聞いた話です。
日本の密教僧の「護身法」(ごしんぼう)。
魔や障りから身を守るための作法です。
私は素人なので知りません。
昔、真言宗寺院で聞いたのですが、元は修験から来てるのではないかと言ってました。
で、菩提寺で聞いてみました。
(もう薄暗くなっているのに、さっき後ろでモズが「きゅんきゅん」と鳴きました)
「天台の護身法は、真言とは違います?」「ああ、基本は同じですが、天台の作法は大きくやります。こうやってこうやってと、大きくやります」「元はどっちが先なんです?」「ああ、おそらく、天台の方が先で、真言にも伝わったと言うのが事実じゃないでしょうか? 真言の場合、印を袈裟の中で隠して見せないようにするのが基本ですが、天台は隠しません。真言は、観想を中心にやりますが、天台の場合、観想よりも作法を重んじるんじゃないでしょうか」
なるほど。天台の方が先で、後に真言にも伝わったのではないかと言うらしいです。
われわれ一般人は、護身法できないので、身を護る方法としては、神社 (神々を祀る神社です。靖国・護国などの慰霊社は除きます。私論です) の御守り、天台や真言など由緒ある密教寺院の御守りを身に着ける。これで良いと思います。最近はカバンに入れる人が多いですが、それだと守られるのはカバンになるので、やはり身に着けるのが良いと思います。最近は、神社でも念珠、ネックレスタイプがあります。
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