いなご家のだんご3兄妹~それぞれが輝ける未来へ~

家族との大切な時間
日常のちょっとした出来事
私の琴線に触れるもの
この日記は私の大切な宝箱です

野球は残酷なスポーツだ

2020-07-27 09:14:00 | Weblog

とうとう、太郎の野球が終わってしまいました。

対戦相手は強豪校。

まあ、みんな負けるな・・と思っていた

部員も保護者も・・?

そして、守備のできない太郎は、代打で出させてもらって、いい思い出を作って終わり・・の予定でした。

太郎ももちろんそのつもりでしたが、私も・・。

夫が帰ってきていたので、最後の晴れ舞台で、自分のバッティング姿を見せたかったことでしょう。

でも、最終回。もちろん負けていました。

ですが、代打で出たのは1年生でした。

太郎が出せせてもらえるだろう・・と期待していただけに、裏切られた・・の一言でした。

太郎は、殊のほかショックだったようで、試合に負けたことよりも、自分が打てなかったことに呆然で、号泣していました。

その姿があまりにも哀れで、私自身が凍り付いて涙も出ませんでした。

心臓って凍ると、涙も出ないものなんだな・・と思いました

怪我してずっと出られなくて、やっと打てるまでに回復して、少しずつ試合で打てていたのに、最後の試合がこれ・・・?

しかも代打1年生・・?

先生に怒りすら覚えたのも事実です。

でも、以前見た馬淵監督の本に、「3年生最後の試合で負け試合だとわかっていても、お情けで3年生を使ったりはしない。来年の事を考えれば、迷うことなく2年生以下を使う。こんな大舞台で打つ機会はそうそうない。そして、この経験は必ず役に立つから。」と書いてあったのを思い出しました。

そう。決して太郎のチームは明徳義塾のような強豪チームではなかったけれど、先生の考えは馬淵監督に似たものがあったのでしょう。

強豪チームじゃないんだから、情けかけてくれてもいいじゃん!!と思う自分もいます。

ただ、野球に関しては、太郎の様子を見ていたのは先生です。

私は野球をしている太郎を垣間見ていたに過ぎません。

親って、自分の子に関してはエゴがでますね・・

でも、もう終わったこと。

この悔しかった思いを次にぶつけてがんばるしかない!!

これで、野球生活とおさらばか~と思うと、最後の幕引きがすっきりしなかったな・・とは思うのですが、いつまでも引きずっていても仕方ない!

がんばれ!太郎!まだ、人生はこれからの方が長いんだよ!

きっと、この経験は君の役に立つはず

そして、長い間、お疲れ瀬間でした

 

P.S

暑いからフローリングが心地よいのでしょう