いなご家のだんご3兄妹~それぞれが輝ける未来へ~

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「舟を編む」

2012-05-08 14:45:29 | Weblog
読みました。さすが、本屋大賞第一位を取った本です。読み応えがありました。三浦しをんさんの本は、以前から、すごい・・と思っていたので、今回も、大いに期待。辞書作りって、こんなに大変なんだ・・と、知らない世界を知った気になれました。1つの辞書を世に出すのに(この本の中では!)、15年もかかる・・。15年という途方も無い時間をかけて、完成させる・・という所に、はやぶさなどの宇宙開発チームの長年の取り組みが重なりました。はやぶさも、打ち上げて、戻ってくるまでに、7~8年は、かかっていたと思います。事前準備まで入れると、何年かかったのでしょうか・・?そして、この本を読むまでは、どこの出版社の辞書か・・?など、興味も無かったのですが、家にある辞書の字体が気になりました。それとは別に、太郎の辞書は、子供向けなのか、語彙も少なく、少々不満でした。しかし、夫が小学校の卒業記念にもらった辞書(30年くらい前・・?)は、語彙も多くて、大人でも十分に使えます。子供向けに字は大きく書かれていますが、引いても語彙が載っていないのなら、あまり意味はないように思います。でも、それはそれで、その出版社の意向なんですよね。私のニーズとは、マッチしませんでしたけど・・。それと、この本で、言葉の重要性を、改めて考えさせられました。「何かを生み出すためには、言葉がいる・・。」と書いてありましたが、そうかもしれません・・。なんとなく、まとまりの悪い文章になってしまいましたが、この本、おすすめです