JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「霧笛が俺を呼んでいる」

2019-05-24 | 映画(DVD)
「恋する女優 芦川いづみ デビュー65周年記念スペシャル」

「霧笛が俺を呼んでいる」1960年 日活 監督:山崎徳次郎

夭折のスター・赤木圭一郎の代表作。横浜に寄港した航海士は親友の死を知り、その真相を探り始める。ヒロイン役・芦川の翳のある美しさが、港町の風景の中、ひと際生える。



3月鑑賞分

これは40年以上前、池袋で観ている。
赤木圭一郎ってどんなやつやねん。という感じで観に行った。芦川いづみに関してはスカーフ巻いてるお姉さんというイメージしか残ってなくて以降、長らく芦川いづみの美
ラストこれだけ港に佇むショットを見せられたら無理もない。



ジャズ劇伴や無国籍感際立つカメラワーク。
クールに決めたい葉山良二や赤木圭一郎に新人吉永小百合(しかも難病)やチビデカの西村晃が情を持ち込んでくるのんは残念。

最近密かにマイブームの内田良平。今回も良い。国分太一似の乾分の弱そうな感じも良い。

吉永の昔ながらの娘の丁寧な言葉使いに違和感。同じ丁寧さでも芦川の方は自然で美しい。
同じ美少女女優だけれど、これは完全に好みの問題です。失礼。



芦川いづみに関しては、赤木圭一郎がタイトル匂わす臭い台詞を吐く時がとても良い。







芦川いづみ芸能生活65周年企画ということで上映前に芦川さんのボイス・メッセージ「これからも末永く私の映画を見てくださいね」これは貴重。

神保町シアター

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