「万引き家族」

「万引き家族」2018年　ギャガ　監督：是枝裕和

高層マンションの谷間にポツンと取り残された今にも壊れそうな平屋に、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀の4人が転がり込んで暮らしている。彼らの目当ては、この家の持ち主である初枝の年金だ。足りない生活費は、万引きで稼いでいた。社会という海の底を這うような家族だが、なぜかいつも笑いが絶えず、互いに口は悪いが仲よく暮らしていた。 冬のある日、近隣の団地の廊下で震えていた幼い女の子を、見かねた治が家に連れ帰る。体中傷だらけの彼女の境遇を思いやり、信代は娘として育てることにする。だが、ある事件をきっかけに家族はバラバラに引き裂かれ、それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていく──。



何やら賞を取った奴で面白そうだからすぐ観に行こうと思ってたのに、ずるずるべったり見逃して気が付けば8月も終盤。
実は是枝作品初体験。過去作に触れてからとも思ったがそんな時間的は無いのであります。



こんな自分にでさえ、いろんな事を考えさせてくる作品て事は良作疑いようも無し。

祥太の幸せ.....
凛の幸せ.....
おばあちゃんの幸せ.....
亜紀の幸せ.....
治の幸せ.....
信代の幸せ.....





貧しいのに、ホンモノじゃないのにあんな幸せそうなんはズルい。しかし.....

福祉のジレンマ

役者は実力派から子役まで全て完璧。

松岡茉優と池松壮介の風俗シーン
安藤サクラの訊問シーン

樹木希林。若いころからお婆ちゃんやってたけど、やっぱホンモノになったら、そりゃ凄いわ。




良かったので是枝過去作にも･･･という気はあるけれど、なかなかそうは行かんのだよ。



ところで2018年は松岡茉優の年って事で良さそうだ。

キネカ大森