Touch the Soundを観たあと、予定外の行動。
同じくユーロスペースのレイト・ショーでやっていた「風にきく」を衝動的に観た。
Touch the Soundでも共演していたThisというアーティストのドキュメント映画。音楽叙事詩。
宮嶋哉行(ヴァイオリン)と下村美佐(ピアノ)のユニット。当然、知らないミュージシャンです。それに宮嶋さんの奥さん(フォトグラファー)と幼い子供たちの田舎での生活風景。
「自然に溶け込むというか環境音楽がなんか好き」という宮嶋さん。「ここでホイトニー・ヒューストンじゃ異次元みたいでしょ」分かるような気がします。
彼らは現在、音楽活動だけでは食えていないので、別に仕事を持っています。
「自分の食うものは自分でとってくる。人からもらったりする物じゃない。それでも私は音楽家だ。あまり仕事に精を出して備蓄し始めたりしないよう気をつけている。」
音楽だけで食えない現実の自己弁護のようにも聞こえるが、大事な事じゃないだろうか。
彼らは売れたいと思っているのか?
少なくとも音楽家なので発表の場は増やしたいと思っているだろう。
確実なのは、売れるため(生活のため)に自らの音楽性を変更する事は毛ほども考えていない。
自分の好きな音楽をやりたいのだ。
芸術家でいるためには少なからず家族や周囲の理解が必要だが、自分の好きな事を全うするために他人の力で食わしてもらう。
そんなものは芸術家でも音楽家でも無い。ただのわがまま、自分勝手な人生ではなかろうか。(もちろん、その才能を見込んでのスポンサーを見つけた場合は別)
即興演奏が流れる中、子供たちが無邪気に遊んでいるのが印象的。
奥さんも変わった人(?)で天気図をスクラップしたり、乳飲み子を背負ってうどんをガンガンこねていたりする。
この手のアーティストはなんの知識も無く、偶然、路上などで巡りあい、聞き入って、「あぁ、なんかいいなぁ。」と感じる。かといってその後贔屓にして追っかけたりはしない。ただその一瞬だけの関わりでも、それはそれで素敵な事だと思う。
こんな映画まで作られて、今後、Thisというユニットがブレイクするのかどうか。
それは分からないし、大きな問題では無い様に思う。
同じくユーロスペースのレイト・ショーでやっていた「風にきく」を衝動的に観た。

Touch the Soundでも共演していたThisというアーティストのドキュメント映画。音楽叙事詩。

宮嶋哉行(ヴァイオリン)と下村美佐(ピアノ)のユニット。当然、知らないミュージシャンです。それに宮嶋さんの奥さん(フォトグラファー)と幼い子供たちの田舎での生活風景。
「自然に溶け込むというか環境音楽がなんか好き」という宮嶋さん。「ここでホイトニー・ヒューストンじゃ異次元みたいでしょ」分かるような気がします。
彼らは現在、音楽活動だけでは食えていないので、別に仕事を持っています。
「自分の食うものは自分でとってくる。人からもらったりする物じゃない。それでも私は音楽家だ。あまり仕事に精を出して備蓄し始めたりしないよう気をつけている。」
音楽だけで食えない現実の自己弁護のようにも聞こえるが、大事な事じゃないだろうか。
彼らは売れたいと思っているのか?
少なくとも音楽家なので発表の場は増やしたいと思っているだろう。
確実なのは、売れるため(生活のため)に自らの音楽性を変更する事は毛ほども考えていない。
自分の好きな音楽をやりたいのだ。
芸術家でいるためには少なからず家族や周囲の理解が必要だが、自分の好きな事を全うするために他人の力で食わしてもらう。
そんなものは芸術家でも音楽家でも無い。ただのわがまま、自分勝手な人生ではなかろうか。(もちろん、その才能を見込んでのスポンサーを見つけた場合は別)
即興演奏が流れる中、子供たちが無邪気に遊んでいるのが印象的。
奥さんも変わった人(?)で天気図をスクラップしたり、乳飲み子を背負ってうどんをガンガンこねていたりする。
この手のアーティストはなんの知識も無く、偶然、路上などで巡りあい、聞き入って、「あぁ、なんかいいなぁ。」と感じる。かといってその後贔屓にして追っかけたりはしない。ただその一瞬だけの関わりでも、それはそれで素敵な事だと思う。
こんな映画まで作られて、今後、Thisというユニットがブレイクするのかどうか。
それは分からないし、大きな問題では無い様に思う。

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