JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

山下洋輔トリオ 「ミナのセカンドテーマ」

2012-11-18 | 音楽
最近、中古屋で買いました。
久しぶりの山下トリオ鑑賞。

これは、ジャケットが良い(西部隆一)ので以前からアナログ・レコードで欲しいと思っていたのでした。

山下洋輔は、やはり中村誠一の居たトリオ、坂田明の居たトリオという時代がいっちゃん良いでしょう。
この手のバンドはレコードよりライブ・パフォーマンズという事になるでしょう。
中村誠一時代のトリオには残念ながら間に合いませんでしたが、坂田明や武田和命の頃にライブを2度、その後の山下洋輔単独活動で2度ほど見ています。

山下トリオを新宿ピット・インで聴いていた時、何もしていないのに治療した歯の詰め物がポロリと堕ちてきたり、池袋西武美術館ライブの帰りに雨上がりの赤羽線ホームでスリップ転倒してしまったり・・・
私の中では祟られている山下洋輔マギカの威力という印象があり、今でも畏怖しております。

フリー・ジャズもいろいろ聴いてみましたが、今でもたまにレコードに針を落として見ようかというのは山下トリオくらいですね。
たまに聴くからというのもありますが、今でも厭きません。
時代とともにの山下トリオ・・・
もうトリオのライブは聴けませんのでレコードで。
ライナーノーツに赤塚不二夫のべしカエルが軽く描かれていて懐かしい。

山下洋輔のエッセイを読むと、激しい演奏の醍醐味がより感じられると思います。

「ミナのセカンド・テーマ」 

「荒野のダッチワイフ」(1967年 大和屋竺監督)
山下カルテットが1時間ぶっ続けに演奏し相倉久人が編集したテープを映画に用いた。殺し屋の情婦ミナが歌う挿入歌をのちにジャズの素材とした。

「ロイハニ」
ドレミをハニホヘトイロハで

BACD

「グガン」

時に山下洋輔のメロディに魅せられる。筒井康隆文明ですっかりお馴染みとなっているフレーズ。山下トリオといえばグガン。
当時はクロージング・テーマとして使われていた。



MINA'S SECOND THEME
YAMASHITA YOSUKE TRIO
yamashita yosuke p.
nakamura seiichi ts.
moriyama takeo ds.



荒野のダッチワイフ・オープニング

天使の恍惚


バリケードの中のジャズ 山下洋輔トリオ.flv




荒野のダッチワイフ
荒野のダッチワイフ

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