JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「私を野球に連れてって」

2019-03-29 | 映画(DVD)
「ミュージカル映画特集Ⅲ」

「私を野球に連れてって」1949年 米 監督:バスピー・バークレー デジタル
Take Me Out to the Ball Game

20世紀初頭のプロ野球の話で、バスビー・バークレーの最後の監督作品になった。チームの選手のセカンド役をシナトラ、ショートをケリーが務めるが、2人ともシーズンオフにはヴォードビリアンを演じている。そこにチームの新しい所有者に女性がついたので恋の駆け引きが起こる。シナトラはシャイで優柔不断、ケリーは強い自信家の設定で2人の歌とダンスが楽しめる。

いよいよ球春。センバツは佳境に、プロ野球も今日から開幕。
昨年11月鑑賞分。野球の季節まで温めといたよ。



セブンス・イニング・ストレッチのあの名曲をモチーフにしたミュージカル作品。
歌詞の内容から思ってたのと違って選手や球団の話なのは返ってうれしい。

打って良し守って良し投げて良し走って良し歌って良し踊って良し。大谷の二刀流より凄いじゃないの。フィクションだけど。監督やオーナーまで歌って踊れる球団、すぐファンになるよ。

海辺のスタジアムに戻ってきたジーン・ケリーとシナトラ。俯瞰になると既にチームメイトがグランドで練習してる。この瞬間、野球好きには堪らん。



男の世界に美人オーナーが乗り込んでくりゃ映画的物語は輝く。エスター・ウィリアムズの美しさ。華麗なゴロさばき?泳ぎながらテーマ曲口ずさむ。

オールドスタイルのユニフォームのカッコいい事。ウルブスの紺、セネターズのライトグリーン、インディアンズの赤。



少年たちの「オブライアン出せ」コール。無粋な鳴り物応援なんてない環境。ご婦人の正装。こんな球場で一流のプレー見てみたい。

オブライアン、ライアン、ゴールドバーグのゲッツーソングが好き。他にも名曲多数。






シネマヴェーラ渋谷


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