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鈴木則文映画祭り
「不良姐御伝 猪の鹿お蝶」1973年 東映 監督:鈴木則文
葛西杏子は、幼い頃、警視庁の刑事だった父親を目の前で殺された。犯人の記憶は全くないが、父の手に残された猪・鹿・蝶の3枚の花札だけが、事件解決の手掛かりだった。それから20年後の明治38年、成人した杏子は、父親の仇を討つために、背中一面に猪・鹿・蝶の刺青を彫り込む。こうして女博徒猪の鹿お蝶となった杏子は、博徒の世界に殴り込みをかけて…。
これ、ずっと見たかった映画。念願。かかる度にスケジュールが合わなくて・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
ま、そのうち機会が来るでしょうと焦りはありましえんでしたけど。
池玲子と当時のポルノの女王クリスチーナ・リンドバーグ(とは言っても当時は純真な少年、彼女の存在を知ったのつい最近なんですけどね
)の競演ですから、そりゃ期待高まります。
映画としてはこのところ個人的にポルノ女優としての価値が急上昇中の池玲子のPV映画と言ってしまえそうな1本(それだけでも充分だと思います。
)なんですが、鈴木則文の美的感覚に裏打ちされ、タラちゃんも大喜びのプログラムピクチャーとして完成度が高い。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
オープニングで池玲子が花札デザインをバックに任侠ポーズを決めまくる。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
入浴中に襲われての全裸殺陣だけでも観る価値あり、だもん。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en2.gif)
全裸刺青、血しぶき、返り血。池玲子が庭に飛び出し脚だけを追うショットに痺れます。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
荒木一郎の音楽がまた70年代していて良いのです。特に後半、黒川(河津清三郎)の下に単身殴りこみに行くシーンのサウンド。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/onpu.gif)
クリスチナ・リンドバーグは助っ人外人選手でネーム・ヴァリューの割りに不発の大砲。
黒いおパンツと眉間の広さがカワユイね。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hearts_pink.gif)
柊修之助(成瀬正孝)を慕い上京する。この辺りは舞姫のエリスがモデルですね。
この方は日本映画の出演これで2作見たわけだけど、やっぱり本場もんの作品を見なくちゃとやかくいうのは失礼かと・・・![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
Exponerad
RÖTMÅNAD (1970) CHRISTINA LINDBERG
MAID IN SWEDEN Christina Lindberg 1971 - Movie TRAILER
They Call Her One Eye
脇役陣は何時もの通りの則文ファミリー。
どうも最近、衣麻遼子の意地悪顔が出てくるとワクワクしちゃう。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock2.gif)
岩倉土建の社長(名和広)がおゆき(早乙女りえ)の帯をクルクル解く俯瞰シーンでは何故か畳がカラー色とりどりの畳。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/nezumi.gif)
お蝶は自分の身体に塗った毒薬をペロペロ舐めさせ名和広を毒殺。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_shock1.gif)
黒川の女として色香を見せる八重路(三原葉子)はお蝶の実母で仇でもある。こちらは刺青のあぶり出し。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_nika.gif)
ラストでは池玲子が雪でもって血だらけの身体を拭う氷いちご演出。血は拭えても肌に刻まれた刺青は美しさを増しこそすれ消える事がない。本物の刺青も逃げ出すほどの美がありました。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_blue.gif)
池玲子の評価、ついにここに極まれり。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyob_hat.gif)
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池袋 新文芸座
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「不良姐御伝 猪の鹿お蝶」1973年 東映 監督:鈴木則文
葛西杏子は、幼い頃、警視庁の刑事だった父親を目の前で殺された。犯人の記憶は全くないが、父の手に残された猪・鹿・蝶の3枚の花札だけが、事件解決の手掛かりだった。それから20年後の明治38年、成人した杏子は、父親の仇を討つために、背中一面に猪・鹿・蝶の刺青を彫り込む。こうして女博徒猪の鹿お蝶となった杏子は、博徒の世界に殴り込みをかけて…。
これ、ずっと見たかった映画。念願。かかる度にスケジュールが合わなくて・・・
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ま、そのうち機会が来るでしょうと焦りはありましえんでしたけど。
池玲子と当時のポルノの女王クリスチーナ・リンドバーグ(とは言っても当時は純真な少年、彼女の存在を知ったのつい最近なんですけどね
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映画としてはこのところ個人的にポルノ女優としての価値が急上昇中の池玲子のPV映画と言ってしまえそうな1本(それだけでも充分だと思います。
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オープニングで池玲子が花札デザインをバックに任侠ポーズを決めまくる。
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入浴中に襲われての全裸殺陣だけでも観る価値あり、だもん。
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全裸刺青、血しぶき、返り血。池玲子が庭に飛び出し脚だけを追うショットに痺れます。
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荒木一郎の音楽がまた70年代していて良いのです。特に後半、黒川(河津清三郎)の下に単身殴りこみに行くシーンのサウンド。
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クリスチナ・リンドバーグは助っ人外人選手でネーム・ヴァリューの割りに不発の大砲。
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柊修之助(成瀬正孝)を慕い上京する。この辺りは舞姫のエリスがモデルですね。
この方は日本映画の出演これで2作見たわけだけど、やっぱり本場もんの作品を見なくちゃとやかくいうのは失礼かと・・・
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脇役陣は何時もの通りの則文ファミリー。
どうも最近、衣麻遼子の意地悪顔が出てくるとワクワクしちゃう。
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岩倉土建の社長(名和広)がおゆき(早乙女りえ)の帯をクルクル解く俯瞰シーンでは何故か畳がカラー色とりどりの畳。
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お蝶は自分の身体に塗った毒薬をペロペロ舐めさせ名和広を毒殺。
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黒川の女として色香を見せる八重路(三原葉子)はお蝶の実母で仇でもある。こちらは刺青のあぶり出し。
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ラストでは池玲子が雪でもって血だらけの身体を拭う氷いちご演出。血は拭えても肌に刻まれた刺青は美しさを増しこそすれ消える事がない。本物の刺青も逃げ出すほどの美がありました。
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池玲子の評価、ついにここに極まれり。
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