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JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

映画 「ルー・リード/ベルリン」

2008-11-05 | 映画(DVD)
「ルー・リード/ベルリン」2007年 アメリカ 監督:ジュリアン・シュナーベル

1973年ルー・リードは時代を先取るアルバム「ベルリン」を発表。それはロックオペラと呼ぶにふさわしいコンセプチュアルなものだった。東西に分断されたベルリンの夜を男女の無限の夜へと置き換えた小説の如き内容。娼婦キャロラインとジム、語り手である俺。しかし商業的には失敗に終わり、ルー・リード自身その後「ベルリン」に収録されている楽曲をステージで演奏する事は無かった。
2006年ニューヨーク、33年の年月を経て伝説が再現される。
「ベルリン」の全曲ライブ・パフォーマンス。映像作家ジュリアン・シュナーベルがステージセットを担当、そのライブの模様をキャメラで捉えた。
また、「潜水服は蝶の夢を見る」で好演したエマニュエル・サニエがキャロラインを演じるショートフィルムを随所の挿入してパフォーマンスを彩ると同時に背徳の愛の物語が映像として表現されている。(HPより抜粋)

中学、高校生の頃、洋楽にハマリ、友人といくつか外国ミュージシャンの日本公演に誘い合いながら行っていた。中にはお小遣いの事情とスケジュール、嗜好の問題でお誘いを断る事もあった。そんな断ったアーティストの中で未だに悔やんでも悔やみきれないのがルー・リードの75年初来日公演。友人から中野サンプラザ2階席ガラスキ状態での異様な盛り上がりを聞かされ地団駄踏んで悔しがる。

今更、60歳超えたルー・リードのドキュメントを見ても仕方なかろうとパスしようとするのだけれど、75年のトラウマから見逃す事に強迫観念が・・・

コンサート用PAシステムを使用した爆音上映とあっては見逃せない。

グリーンに染まるステージが印象的。

歳をとったルー・リード。サウンドは変らずロックビートに乗せて低音で語りかける歌いっぷり。
あらためてルー・リードはリリックの人だと認識。アルバム「ベルリン」は聴いた事が無かったし・・・字幕が助かる。
商業的失敗さもありなん。

生ライブとは違った映像作品の良さがあります。フィルム・コンサート。

アンコールでアントニーというぶよぶよ男と歌うシワシワのルー・リード「キャンディ・セイズ」2人のキモチ悪さ全開がとてもカッコ良いのでした。

ルー・リードは75年来日の頃の「コニー・アイランド・ベイビー」が私のBEST。勿論WORSTは悪名高き「メタルマシン・ミュージック」これは30年以上経っても解らない。

吉祥寺バウスシアター レイト・ショー

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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こんばんは! (冬のマーケット)
2009-01-23 01:32:46
遅くに失礼します~~
なにやらgooブログの禁止用語に触れてTBのお返しができないみたいですのでお詫びします。
imaponさんはコニー・アイランド・ベイビーがお好きなんですね。その頃来日公演してたとは知りませんでした~当方も小学生でしたし…
私はトランスフォーマーが、そしてヴェルヴェット時代も含めるとヴェルヴェットの3rdが大好きです!
返信する
おはようございます。 (imapon)
2009-01-23 08:26:40
冬のマーケット様。コメントありがとうございます。いつも楽しく拝見しています。
来日公演はメジャーでノリノリの公演とはまったく違った意味での盛り上がり。15くらいの少年達には刺激的だったみたいです。
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