JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「㊙色情めす市場」

2018-08-25 | 映画(DVD)
「七○年代の憂鬱 退廃と情熱の映画史」

「㊙色情めす市場」1974年 日活 監督:田中登

映画史に残る日活ロマンポルノの名作。大阪・釜ヶ崎で大胆なロケ撮影を敢行し、娼婦として生きる哀しき女達の情念を、モノクロ映像で活写する。奇跡のヒロイン・芹明香の全身全霊の演技を目撃せよ!

6月鑑賞分

最初に観た時の衝撃で何度でも観たいと思って観ていたら2年に1度鑑賞している事になっていて、そうなると今年は観る年だって事になり観続けていたら10年経った。
日本映画でポルノ映画で一番好きってわけでも無いのだけれど好きには違いない。
もうそろそろいいかな?とも思っていたが、今年もまずは池袋でかかった。こちらをスルーしたので今年は途切れたなと思ってるとすぐさま、今度は神保町でかかる。相変わらずの人気作。



屋上で「港町ブールース」歌うおっちゃんたちの大阪弁がなんとも楽しい。
そして何度観てもオープニングの芹明香と絵沢萌子が素晴らしい。
まだ卒業しなさそう。次は2020年、生きてたらまた観る。



この階段の現在の風景をツイートしてくださった方がいる。





スルーした新文芸座の紹介文は以下。

ドヤ街の娼婦トメと地を這うように生きる周囲の人々。「うちなぁ、なんや逆らいたいんや」と呟く冒頭から、釜ヶ崎の風景に溶け込んだ芹の浮遊するような存在感は聖性さえ帯びる。脚本を読み「すごくやりたいと思った」という芹の代表作であり、ロマンポルノにとどまらず、日本映画史に残る空前絶後の名作。

2008年「愛と官能のプログラム・ピクチュア 日活ロマンポルノ名作選」ラピュタ阿佐ヶ谷

2010年「官能の帝国3~田中登作品をめぐって~」シネマヴェーラ渋谷

2012年「〈ピンク映画50周年記念特集〉PINK FILM CHRONICLE 1962-2012 番外編 日活ロマンポルノセレクション-午後8時の映画祭-」新橋シネパトス

2014年「わたしたちの芹明香」ラピュタ阿佐ヶ谷

2016年「映画作家 田中登」 シネマヴェーラ渋谷

神保町シアター

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