JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

「野獣死すべし」1980

2019-06-25 | 映画(DVD)
「追悼・黒澤満」

「野獣死すべし」1980年 角川映画 監督:村川透

かつて戦場カメラマンだった伊達邦彦。銀行を襲撃し、次々に殺人を繰り返すダークヒーロー役に優作は前歯を抜き8kg減量するほど入れ込み、死神のようなオーラを放つ。この作品のあと、優作はセントラルに所属、マネジメントを依頼し、黒澤に全幅の信頼を寄せている。


2月鑑賞分



リアルタイム劇場鑑賞以来だから39年ぶりの劇場鑑賞。その後、TVやDVDで何度も観たけど、もう一度劇場観賞したい一本。何度かチャンスあったが見送ってしまっていた。

公開当時、大藪春彦にはまってた。松田優作(当時は好きじゃなかった)の伊達邦彦は脳内イメージとぜんぜん違うだろと思ったもんだが、観終わった時には自分のイマジネーションの貧困さを思い知った。そして松田優作も好きになった。
自分がクラシックを聴くようになったきっかけでもある。





鹿賀丈史の出現も衝撃だったなぁ。



引っかかるのは、小林麻美の存在とラスト・シーン。
今回見て、小林麻美は映画的には効果を生んでいるとは思えた。
問題はラストシーン、ちょっと酔いすぎでは?と思ってしまう。伊達邦彦はGパンみたいに死なんでもええんやで。

サントラが中古で高値ついてる。
岡野等と荒川バンド‼
再発せんかな。


Arakawa Band- The Beast Must Die (1979) FULL ALBUM






XYZ
「リップバン・ウィンクル・・・、どんな酒を飲んだんだろう。俺も、飲んで、みたいな」
「憶えてます。ラム、コアントロー、それにレモンジュースを少々、シェイクするんです」

新文芸坐

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「処刑遊戯」 | トップ | 訃報 高島忠夫さん »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画(DVD)」カテゴリの最新記事