雷神ブログ

激しさゆえに恐れられ、純粋性ゆえに尊重される

2月28日(火)

2006-03-20 01:00:05 | サンフランシスコ7泊8日の旅
7時起床、本を読んだり歯磨きしたり。
8時に台所へ。昨日と同じくケーキを焼く。
やはりミスる。
しかしだいぶましになったので明日からは大丈夫だろう。
レギュラーのネタでも三回くらいでコツつかむ、ってあったし。
味は相変わらず悲惨だ。
どこか遠くで塩の味がする、そんな感じだ。

9時出発。
ケーブルカー初挑戦。
チケットはすでに昨日買ってある。
ここで注目すべき高等戦術がある。
その名もステップ乗車。
文字通りステップに立ち、片手で手すりをつかみ、もう片手を天に突き上げ、車体から身を乗り出し、道行く人に向かってヒャッホウと叫ぶのが通のやり方らしい。
やってみたくてうずうずしていたが混んでいたので断念。
写真は手動で向きを変えている様子。


行き先はフィッシャーマンズワーフ。
FFにありそうな地名だな。
名の通り波止場でござる。
クラムチャウダーとかゆでたカニがオススメらしい。
さっそくクラムチャウダーを食す。
うまい。
皆にも食わせてあげたい。
ボール型にくりぬかれたパンに入っていたのだが、中身を喰い終わるともうすでに満腹感に支配されていたので、残されたパンはハト&カモメたちへプレゼント。
久しぶりに動物と会話したな。

なんとなく愉快な気分だったが、雨が降ってきたのでカフェに入って作戦を練ることに。
うわさのアルカトラズ島が見える。
行ってみようかな。
せっかく映画観たしね。


14時15分のフェリーに乗ってアルカトラズ島へ。
15分ほどで到着。
島に着くとさっきまでとは空気が違っていた。
古びた刑務所からはなにやら不気味なオーラが感じられる。

中に入り、日本語のカセットを受け取る。
これで刑務所の説明を聞きながら各自見学するのだ。
カセットを聴いてみて、不覚にもワロタ。
当時の刑務所の様子を元囚人たちが話す、という設定なのだが、明らかにアメリカ人と思われる人がかなり不自然なべらんめえ口調で話し始めたのだ。
「おれは、十年間、誰も面会にきてくれやあ、しなかたよ。そりゃあさみしいさ。ま、仕方ねえってもんよ!」(適当。うろ覚え)
提案しよう。
少し金がかかっても日本人向けのテープは日本人による日本語で収録した方がいい。

それでも刑務所内の様子はだいぶ伝わってきた。
かの有名なアルカポネもここに入っていたんだと。
刑務所の中の刑務所、という名にふさわしい感じがした。
ここ映画で観た!
というおばさんたち。
ふふふ、私もですよ、おかあさん。
と内心で同意。

くまなく見学したのちフェリーに乗ってワーフへ。
道行く人に、写真を撮っていただけますか?と声をかけてみる。
なんとか通じたようだ。
アルカトラズをバックに撮ってもらった。
一人旅だと自分の写真があまりない。
人に頼むのはなかなか勇気がいるのだ。
恥ずかしがっていてもしょうがないのだけれど。

ケーブルカーで帰る。
CDショップとか本屋をうろうろしてみた。
WELGREENSというドラッグストアがあちこちにあるのだが、そのうちの一つに入ってスシを買ってみる。
帰って食べてみる。
あまりのまずさに高文池風に独り言をつぶやく。
あ、今、これはスシではありません。スシ、作り方むつかしい。中国語、発音、むつかしい。
明日も、がんばろう。

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