伊勢

難波潟　みじかき芦の　ふしの間も
　逢はでこの世を　すぐしてよとや

心変わりしたつれない恋人の手紙に対する返事、らしい。
ほんのちょっとの間も逢ってくれないなんて、と。

今年も残すところあと二日。
考えてみるといろいろあったけど、すごく楽しい一年だった。
出会い、別れ、そして出会い。
一期一会。
中身のつまった一年。
下地はある程度できた。
来年は少しずつ発酵させていけたらなあ、なんて欲を出してみたりもして。
ねえ、もうちょっとだけ積極的になってみていいですか。
難波潟の芦ほどの文でもいいから、ちゃんと返してくれますか。

香川に帰る。
うどん喰いたいすなあ。
たらふく食ってくる。
みなさん、よいお年を。

リミットレス

住の江の　岸に寄る波　よるさへや
　夢の通ひ路　人目よくらむ


とても覚えやすい歌。
まさに夢の通い路。
仕事終わり。
帰省するんだが、いつするかは未定。
今日中ってことはなさそう。
30日の朝かな。
まずは、寝よう。

むかし男

ちはやぶる　神代もきかず　竜田川
　からくれなゐに　水くくるとは


なんと見事な美しさ。

ピザ。
( ゜Д゜)グラッチェ。
生ハムルーコラえもいえぬうまさ。

帰宅後コタツでうたた寝。
さっき起きて風呂。
ひどすぎるねむさ。

最終日、がんがろう。
そしてさっさと故郷へ帰ろう。

中納言行平

たち別れ　いなばの山の　峰に生ふる
　まつとし聞かば　いま帰り来む


というわけで、Ｃ納言。
伊勢エビ。
(゜Д゜)ウボァー
Ｃ納言焼きとかいうのがおいしかった。
また行きたいすなあ。

ダノン

君がため　春の野に出でて　若菜つむ
　わが衣手に　雪は降りつつ


光孝天皇。
天皇が雪が降るような寒い日に野に出でて若菜をつむだろうか。
いや、こたつで丸まってテレビでも見ていたにちがいない。

んなことはどうでもいい。
明日は忘年会。
エビの数だけ幸せになってくる。

ハーゲンダッツのアイスケーキ、priceless

天つ風　雲のかよひ路　吹きとぢよ
　をとめの姿　しばしとどめむ


僧正遍昭。
えらい坊さん。
ザオラルくらいは使えそう。
なんてったって、六歌仙。

明日はハッピーバースデーディア明仁。
土曜日なのが残念だ。
一個損した。

gear

わたの原　八十島かけて　漕ぎ出でぬと
　人には告げよ　海人のつり舟


うみんちゅ。

今年もあと１０日。
そしてこのブログに書き始めた百人一首は今日で１１首目。
残り８９首ある。
とてもじゃないが、年内には書ききれない。
残念。
時雨殿ＤＳでは順調に３７首まで覚えたけど。

さて、明日も回っぞ！
ハッ、回っぞ！！

坊主めくり

これやこの　行くも帰るも　わかれては
　しるもしらぬも　逢坂の関


蝉丸。
人の世の別れと出会いを暗示する、逢坂。
別れはせつない。
けどこの大阪の地でこれからも暮らしていかなければ。
たとえ一人きりだとしても。

なんとか母親に頼まれた年賀状刷り終わり。
俺も少しだけ出そう。
ただ、間違えてビジネス用のを印刷してしまった。
受け取られる方、先に謝っておきます。
申し訳ない。

嫋嫋と洩れるためいき

花の色は　うつりにけりな　いたづらに
　わが身世にふる　ながめせしまに


すばらしい歌、だそうである。
世に降る長雨と、世に経る眺めをかけている。
ダジャレか。
あの小町でさえも、花の命は短くて、なのである。
俺も今をピークに落ちていくのだろう。
愛すべき人も、きっと。

さて、プリンタのヘッドクリーニングして年賀状再チャレンジ。

わがイオは

わが庵は　都のたつみ　しかぞすむ
　世をうぢ山と　ひとはいふなり


鹿ぞ住む、然ぞ住む、澄む。
宇治山と憂。
掛詞。
かけことば。
いい響きだ。
だが何のことはない。
ダジャレである。

あ～あ。
俺の心も憂し山。
明日はいいことありますよう…