きょう、またひとつ成長した俺。
恥ずかしながら25歳にして初めて知った。
「輩出する」は自動詞である。
教えてくれたのは漢検準一級のテキスト。
「芝蘭玉樹(しらんぎょくじゅ)」という四字熟語の意味について、「すぐれた人材が輩出すること」とある。
これを見て「…?…人材が輩出?」と思い、調べてみるとどうも今まで間違った使い方をしていたらしいことに気づいた。
これは多分、まだ文法力が定着していない小中学生時代に、下記のような文法的に誤った文章を読んでしまったせいだろう。
「ノーザンテーストは多数の優れた産駒を輩出した。」
…違うだろ。
正しくは「ノーザンテーストの産駒として、多数の優れた競走馬が輩出した。」だろ。
俺に間違った文法を植えつけた競馬界。
うらむぞ。
調べてみると、まったく同じ経験をした人がいた。
「輩出する」は自動詞です
…この人もやっぱり競馬だった。