昨日に引き続き週末前に観たDVDです。
【ヒトラー ~最期の12日間~】っていう映画。
本当は友達と観にいく予定だったんだけど、いろいろあって観にいけなくなって、
今回借りちゃいました。
私にしては珍しく難しい映画です。
タイトルの通りヒトラーの死ぬ前の12日間だけのストーリー。
ヒトラーの個人秘書として雇われた女性の回顧録をもとにつくった映画でほぼノンフィクション。
映画のほとんどは地下要塞の中での場面。
戦争映画+実話とあって重い内容です。
この映画を観るまではヒトラー=弾圧、独裁主義者ってイメージが強くて
みんなヒトラーが怖いから従ってるっていう感じだったのかなって思ったけど、
映画の中ではヒトラー=神様ってかんじ。
それはないでしょ!っていう言動もあったけど、戦争でどんどん追い詰められていくヒトラーや、
親族の子供をかわいがるヒトラーや秘書にやさしいヒトラー。
今までのヒトラーのイメージとはずいぶん違う人でした。
(だからといってヒトラーがしたことは大量虐殺とかは思わないけどね。)
普通の戦争映画みたいにボ~ン!バン!!っていうのがメインじゃないから
戦争映画が苦手な私でも観れました。
歴史とかに興味がある人はきっとおもしろいと思える映画なんじゃないかな。
内容をことこまかに書きたいけど観たい!と思ってくれた人がいるといけないので
書きませんが、考えさせられちゃう映画です。
最期に秘書の人、本人が生前話してる場面があるんだけど、
そこは巻き戻して観ちゃうくらい意味のある言葉だったよ。
あの映画を観て、最期に聞くから余計重みを感じるんだろうけどね。
決しておもしろい映画ではないけど考えさせられた、
勉強になったという点でかな。
世の中、本当は気付いているのに見ようとしていないこと、
知らないふりをしていることっていっぱいあると思うけど、
ちゃんと見て、感じて、行動しなきゃいけないなと思わせられた映画でした。
珍しく真面目な映画で自分でもビックリです。