50歳以上対象のロングステイ・ヴィザ更新を、無事済ますことができた。
ついでに、リエントリー・パーミット(マルチプル)も申請したので、今後1年間はタイに滞在できるうえ、何度でも再入国することができる。
更新のためには、3ヶ月前から80万バーツを現地銀行に預金し、その残高証明を必要書類と共に提出しなければならない。
私の場合、この預金期間が1ヶ月足らずだったために、5時間待たされたあげくの最終面接で女性係官が難色を示した。
だが、この新規定を聞き及んでいた私は、預金をした12月7日にイミグレーションまで足を運び、「期間は足りないが、今回は1月4日から14日の間に更新ができる」という確約を得ていた。
そこで、そのことを主張し、なおかつ私の預金は1年定期で「次の更新までは預金を崩すことができない、つまり、この1年間は間違いなく80万バーツをキープできるのだ」とかなりきつめの英語で説明した。
すると、隣室からやってきた別の女性係官が、私の担当係官と12月に私に確約を与えたいかつい顔の男性係官の間をとりなすように穏やかに話を進め、「今回は特別に滞在許可を与えるけれど、翌年の更新時には必ず3ヶ月間前からの預金という規定を守ること」という条件付きで、私のパスポートに赤いスタンプが押されることになったのだった。
*
見せ金に、80万バーツ。更新手数料に、1800バーツ。再入国許可証(マルチプル)に、3800バーツ。
預金証明書と更新手続きの待ち時間に、総計8時間。
「やれやれ、タイで嫁をもらうのも楽じゃないわい」
そんなことを呟きながら、近くのリンピン・スーパーマーケットまで移動する。
嫁のラーが「日本料理を覚えたい」というので、今回は巻き寿司用の道具と食材をそろえることにしたのである。
前回は、主に味噌汁用の食材をそろえ、オムコイで手に入る野菜を中心にして味噌汁をつくってみせたところ、それがいたく気に入ってしまい「味噌汁はもう覚えた。次は、もっと難しい料理に朝鮮したい」と言い出したのである。
料理をつくるたびに、唐辛子やにんにくなど複数の香辛料や香菜を臼で磨り潰すタイ料理&カレン族料理からすると、野菜などの具を煮て味噌を溶かし込む「味噌スープ」は、どうも簡単料理に見えるらしい。
「いや、いや。日本でつくる本物の味噌汁は、まずダシをとることから始まり、その極意を極めるには数十年の鍛錬を要するのじゃ・・・」
などと能書きをたれても、日本の位置もろくにわからない嫁のラーには通用しない。
そこで、チェンマイの日本料理屋で味噌汁の次に彼女が気に入った「巻き寿司」料理を教えることにしたのである。
*
食材を買い終えて宿に戻り、ビールを飲んでいるうちにどっと疲れが出てきた。
そこで、友人のウイワットと約束していた夜の映画見物をキャンセルし、そのままベッドに倒れこんだ。
母親の友人だった市長の奥さんの葬式と野菜畑の世話のために今回はオムコイにとどまったラーが、長時間の待ち時間に疲れた私を心配して、しきりに「何か食べなさい」と電話ですすめるのだが、まるで食欲がない。
昨日は朝から食欲がなく、午前9時に朝がゆをすすったあとは、午後2時に焼き飯を食べたのだが、ときおり軽い胃の痛みを感じていた。
それは、前夜に同宿の日本人や韓国人と共に飲んだウイスキーのせいだと思っていたのだが、夜中になってから胃の痛みが激しくなり、水を飲むと吐き気がして二度ほど戻してしまった。
この痛みは初めて体験する痛みで、胃に何らかの問題が起きていることは間違いない。
・・・と、ここまで書いたところで、嫁のラーから「宿に着いた」という電話が入った。
この続きは、また明日にでも。
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ついでに、リエントリー・パーミット(マルチプル)も申請したので、今後1年間はタイに滞在できるうえ、何度でも再入国することができる。
更新のためには、3ヶ月前から80万バーツを現地銀行に預金し、その残高証明を必要書類と共に提出しなければならない。
私の場合、この預金期間が1ヶ月足らずだったために、5時間待たされたあげくの最終面接で女性係官が難色を示した。
だが、この新規定を聞き及んでいた私は、預金をした12月7日にイミグレーションまで足を運び、「期間は足りないが、今回は1月4日から14日の間に更新ができる」という確約を得ていた。
そこで、そのことを主張し、なおかつ私の預金は1年定期で「次の更新までは預金を崩すことができない、つまり、この1年間は間違いなく80万バーツをキープできるのだ」とかなりきつめの英語で説明した。
すると、隣室からやってきた別の女性係官が、私の担当係官と12月に私に確約を与えたいかつい顔の男性係官の間をとりなすように穏やかに話を進め、「今回は特別に滞在許可を与えるけれど、翌年の更新時には必ず3ヶ月間前からの預金という規定を守ること」という条件付きで、私のパスポートに赤いスタンプが押されることになったのだった。
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見せ金に、80万バーツ。更新手数料に、1800バーツ。再入国許可証(マルチプル)に、3800バーツ。
預金証明書と更新手続きの待ち時間に、総計8時間。
「やれやれ、タイで嫁をもらうのも楽じゃないわい」
そんなことを呟きながら、近くのリンピン・スーパーマーケットまで移動する。
嫁のラーが「日本料理を覚えたい」というので、今回は巻き寿司用の道具と食材をそろえることにしたのである。
前回は、主に味噌汁用の食材をそろえ、オムコイで手に入る野菜を中心にして味噌汁をつくってみせたところ、それがいたく気に入ってしまい「味噌汁はもう覚えた。次は、もっと難しい料理に朝鮮したい」と言い出したのである。
料理をつくるたびに、唐辛子やにんにくなど複数の香辛料や香菜を臼で磨り潰すタイ料理&カレン族料理からすると、野菜などの具を煮て味噌を溶かし込む「味噌スープ」は、どうも簡単料理に見えるらしい。
「いや、いや。日本でつくる本物の味噌汁は、まずダシをとることから始まり、その極意を極めるには数十年の鍛錬を要するのじゃ・・・」
などと能書きをたれても、日本の位置もろくにわからない嫁のラーには通用しない。
そこで、チェンマイの日本料理屋で味噌汁の次に彼女が気に入った「巻き寿司」料理を教えることにしたのである。
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食材を買い終えて宿に戻り、ビールを飲んでいるうちにどっと疲れが出てきた。
そこで、友人のウイワットと約束していた夜の映画見物をキャンセルし、そのままベッドに倒れこんだ。
母親の友人だった市長の奥さんの葬式と野菜畑の世話のために今回はオムコイにとどまったラーが、長時間の待ち時間に疲れた私を心配して、しきりに「何か食べなさい」と電話ですすめるのだが、まるで食欲がない。
昨日は朝から食欲がなく、午前9時に朝がゆをすすったあとは、午後2時に焼き飯を食べたのだが、ときおり軽い胃の痛みを感じていた。
それは、前夜に同宿の日本人や韓国人と共に飲んだウイスキーのせいだと思っていたのだが、夜中になってから胃の痛みが激しくなり、水を飲むと吐き気がして二度ほど戻してしまった。
この痛みは初めて体験する痛みで、胃に何らかの問題が起きていることは間違いない。
・・・と、ここまで書いたところで、嫁のラーから「宿に着いた」という電話が入った。
この続きは、また明日にでも。
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