【タイ山岳民族の村に暮らす】

チェンマイ南西200キロ。オムコイの地でカレン族の嫁と綴る“泣き笑い異文化体験記”

【チェンマイ再び】

2007年07月17日 | アジア回帰
 チェンマイ空港に降り立つと、ラーが運転手のウイワッとその家族を引き連れて出迎えてくれた。

 人目を気にしてか、ラーがおしとやかにワイ(合掌礼)をする。

 ウイワッがどんぐり眼をぐりぐりさせて微笑み、そっくりの目をした3歳の娘が
彼の腕の中で手を振る。

 その脇で、彼の妻が控えめなワイをした。

 ソンテオに乗り込み、安宿に向かう。

 隣に座ったラーが、たまりかねたようにキスをせがんだ。

 チェックインを済ませ、となりの食堂で乾杯である。

 若い旦那とおかみ、2歳の息子が満面の笑みで出迎えてくれた。

 それぞれに中国のお土産を渡し、10日間のできごとを語り合う。

 ピッチが早すぎて、酒飲みのラーが私の飲みすぎを心配している。

 10時過ぎに部屋に戻り、話をしているうちにラーが踊りにいきたいと言い出した。

 疲れてはいたが、マッサージ学校修了のお祝いを兼ねて付き合うことにした。

 宿でラーが仲良くなっていたアイルランド人(かなり日本語をしゃべる)とそのタイ人ガールフレンドも同行する。

 私はもっぱら見学に専念したが、幸せそうな顔で踊りまくるラーの姿を眺めているだけで疲れが吹き飛んでしまった。

 部屋に戻ったのは、明け方の5時過ぎであった。

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