古代日本の歴史を謎解き

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日本神話に登場する真実

2021-02-20 17:24:38 | 歴史
前の投稿の続きになります。
日本神話には古代の九州の真実が含まれているようです。
登場する地名に
韓国(からくに)があります。
魏志倭人伝に登場する狗邪韓国でしょう。
実際には
有三種、一曰馬韓、二曰辰韓、三曰弁韓。
辰韓に南端が狗邪韓国で2~4世紀位です。
後に、新羅、伽耶、百済になり、その北には高句麗です。
後の神功皇后の三韓征伐も4世紀以前になります。
天孫降臨の時に 韓国の地名が登場します。
弥生時代、ちょうど卑弥呼の時代位でしょう。

しかし、魏志倭人伝に登場する30国の名前は登場しません。
伊都国、奴国を含み、めぐりまわって5千里ですので
九州北部にあったはずの国名です。
唯一、卑弥呼の敵国で、邪馬台国の南にあった
狗奴国は、熊襲国でしょうか。
当たり前でしょうが、大陸が勝手に使った漢字で表現された名前です。
大和朝廷が使うはずもないでしょう。
代わりに登場するのが、筑紫、豊国、日向国です。
伊都国、奴国~投馬国、邪馬台国をもって
魏志倭人伝に登場する30国でしょう。
似たような名前と云えば
卑弥呼の死後、女王となった壱与(イヨ、トヨ)の豊国(トヨ国)があります。
そして、卑弥呼の時代に大国であった博多湾を中心とした国々
伊都国、奴国が筑紫となり、九州朝廷の時代です。
古墳時代の始まりでしょう。
否定地がわからないのが、やはり
魏志倭人伝の邪馬台国(水行10日陸行一月)と投馬国(水行20日)
日本神話の 日向国 です。
国産みから天孫降臨は卑弥呼の死後
古墳時代の九州の事実ではないでしょうか?
天孫降臨したニニギの日向国の国造り
高天原からの移住で
神武東征は日向からの移住になります。
日本神話では、新しい土地の開拓の物語の様に描写されていますが
後に、九州征伐や筑紫磐井の乱など
九州を捨てて移住した歴史の様です。
高千穂への天孫降臨も筑紫を追われて
日向への移住ではないでしょうか。
卑弥呼の死後、日向国の国づくりを行った一族とは??
・筑紫に国を奪われた 伊都国、奴国の一族?
・卑弥呼の死後、男王に立ち敗れた一族??
弥生時代から古墳時代への変化期です。
多くの環濠集落が無くなります。
九州北部の小国が筑紫一族に迫られ
九州が大きく四つに分かれた時代です。
古事記の上巻、日本神話は卑弥呼の死後
古墳時代の始まりの真実ではないでしょうか。

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