古代日本の歴史を謎解き

パソコンが故障して、パスワードが分からず
旧ブログから引っ越しです。

饒速日命(ニギハヤヒ)の天孫降臨

2018-10-21 13:49:36 | 歴史
天孫降臨と云えば
天照大神 と 素戔嗚の誓約で産まれた
五皇子 と 三女神(宗像三女神)
その長男が天忍穂耳尊(アメノオシホミミ)
その子供に
兄 饒速日命(ニギハヤヒ)
弟 邇邇芸命(ニニギ)
天照がオシホミミに降臨の命が下す。
オシホミミはその間に生まれた息子のニニギに行かせるようにと進言
ニニギが天下ることとなった(天孫降臨)
猿田彦が道案内、天宇受賣命(アメノウズメ)らが随伴
日向の高千穂の久士布流多気(くじふるたけ)に天降る。


皆さんがよく知る「天孫降臨」の日本神話です。
そして、神武東征で神倭伊波礼毘古命(カムヤマトイワレビコ)が
日向を出発、近畿へ上陸
浪速国で長髄彦(ナガスネヒコ)との戦いで兄イッセが亡くなる。
和歌山より奈良盆地へ到着
八十建に御馳走を与え、それぞれに刀を隠し持った調理人により打ち殺し
磐余の弟師木(オトシキ)を帰順させて兄師木(エシキ)と戦った。
最後に、宿敵 長髄彦(ナガスネヒコ)との戦いとなります。
そこに登場するのが邇藝速日命(ニギハヤヒ)
何とニギハヤヒは長髄彦(ナガスネヒコ)の妹と結婚、子供もいます。
ニギハヤヒは天津神の御子としての印の品物(十種の神宝)を見せて
カムヤマトイワレビコの元に下ります。
ニギハヤヒは長髄彦(ナガスネヒコ)を殺して大和国を差し出します。
「古事記」にはこれだけで、何故、ここに邇藝速日命(ニギハヤヒ)が??
となりますが、
「日本書紀」には
神武東征に先立って邇邇芸命の兄にあたる饒速日命が天羽羽矢と歩靫、十種の神宝を携え天磐船に乗って河内国河上の哮ヶ峯に降臨したとあります。
カムヤマトイワレビコ(後の神武天皇)のおじいちゃん邇邇芸命(ニニギ)の
お兄さんが河内国へ降臨させられていた。
それも天照大御神の命令です。

9世紀に作成された「先代旧事本紀」
さらに詳しく書かれていますが、ニニギの天孫降臨にそっくり
何が何だか???です。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿