いつも読んで頂きありがとうございます。
先月からはじめました日本神話の目次です。
・日本の神様のお話「日本神話」
・日本神話の世界観
・日本神話 天地開闢~イザナギ・イザナギ
・イザナギとイザナミの国産み・神産み
・黄泉の国~イザナギ・イザナミ
・天照大神様、素戔嗚命 誕生
・誓約~天照大神・素戔嗚命
・天岩戸隠れ~天照大神
・八岐大蛇の退治~スサノオ
・天孫降臨~瓊瓊杵尊(ニニギ)
・神武東征~磐余彦尊(イワレビコ 後の神武天皇)
これでも大分割愛していますので、全体的な流れだけです。
「古事記」の上巻に紹介されています。
以後、中巻(初代~15代天皇)、下巻(16代~33代天皇)は歴代天皇のお話で
43代元明天皇に712年に献上されています。
34代舒明天皇(623年~)から43代元明天皇は特に記述しなくても良く知られていたのでしょうか。
十世代、過去100年ぐらいは伝承でも大丈夫・・・
720年に作成された「日本書紀」にも同様な神話が紹介されています。
※日本書紀には41代持統天皇まで
仏教と同時に漢字が大陸から伝わり、大陸の歴史書の匹敵する国書が必要だったのでしょう。
ちょっと不思議におもうのは、元明天皇は自分が43代目である事は知っていたのでしょうか。
この「古事記」の作成で初めて自分が43代である事を知った??
どうも違うようです。
実は、それより100年ほど前に天皇の歴史書を作成した人がいます。
620年に蘇我馬子と聖徳太子が「天皇記」と「国記」を作成しています。
※後の争いで焼失した事になっています。
この時代には自分が何代目の天皇であるかは決まっていたでしょう。
推古天皇が33代の時代です。
それから十数代前くらい前は十分に正しく伝承されていたでしょう。
内容からしても26代継体天皇(507年~)に関する記述は大分、事実に使いと思われます。
この時代ごろは自分が何代目であるかは、伝承で決まっていたのでしょう。
当時の寿命は50歳ほどです。十代後半から20代で結婚、出産なので一代は20年位でしょう。
507年 26代継体天皇が正しければ
初代神武天皇は370年位(507年ー26人X20年)となります。
古墳時代ですね。
※初代神武天皇を辛酉の年(紀元前660年2月11日)に設定したため
100歳を超す長寿の天皇が紹介されています。
歴代の人数が正しいかもしれませんが、その実態はかなり疑わしいです。
もし神武東征が事実の伝承であれば、古墳時代に九州の一族が近畿へ移住して新しい国づくりを行い
ヤマト朝廷が出来た事になります。
日本神話に登場する
・天照大神の岩戸隠れ
・素戔嗚の八岐大蛇退治は
古墳時代に伝承で信じられていた神話です。
弥生時代の卑弥呼の時代に九州で皆既日食が二年連続であった事も現在ではわかっています。
もちろん、平安時代の人達が知りえる情報ではありません。
天照大神=卑弥呼 と信じているのですが、如何でしょうか。
先月からはじめました日本神話の目次です。
・日本の神様のお話「日本神話」
・日本神話の世界観
・日本神話 天地開闢~イザナギ・イザナギ
・イザナギとイザナミの国産み・神産み
・黄泉の国~イザナギ・イザナミ
・天照大神様、素戔嗚命 誕生
・誓約~天照大神・素戔嗚命
・天岩戸隠れ~天照大神
・八岐大蛇の退治~スサノオ
・天孫降臨~瓊瓊杵尊(ニニギ)
・神武東征~磐余彦尊(イワレビコ 後の神武天皇)
これでも大分割愛していますので、全体的な流れだけです。
「古事記」の上巻に紹介されています。
以後、中巻(初代~15代天皇)、下巻(16代~33代天皇)は歴代天皇のお話で
43代元明天皇に712年に献上されています。
34代舒明天皇(623年~)から43代元明天皇は特に記述しなくても良く知られていたのでしょうか。
十世代、過去100年ぐらいは伝承でも大丈夫・・・
720年に作成された「日本書紀」にも同様な神話が紹介されています。
※日本書紀には41代持統天皇まで
仏教と同時に漢字が大陸から伝わり、大陸の歴史書の匹敵する国書が必要だったのでしょう。
ちょっと不思議におもうのは、元明天皇は自分が43代目である事は知っていたのでしょうか。
この「古事記」の作成で初めて自分が43代である事を知った??
どうも違うようです。
実は、それより100年ほど前に天皇の歴史書を作成した人がいます。
620年に蘇我馬子と聖徳太子が「天皇記」と「国記」を作成しています。
※後の争いで焼失した事になっています。
この時代には自分が何代目の天皇であるかは決まっていたでしょう。
推古天皇が33代の時代です。
それから十数代前くらい前は十分に正しく伝承されていたでしょう。
内容からしても26代継体天皇(507年~)に関する記述は大分、事実に使いと思われます。
この時代ごろは自分が何代目であるかは、伝承で決まっていたのでしょう。
当時の寿命は50歳ほどです。十代後半から20代で結婚、出産なので一代は20年位でしょう。
507年 26代継体天皇が正しければ
初代神武天皇は370年位(507年ー26人X20年)となります。
古墳時代ですね。
※初代神武天皇を辛酉の年(紀元前660年2月11日)に設定したため
100歳を超す長寿の天皇が紹介されています。
歴代の人数が正しいかもしれませんが、その実態はかなり疑わしいです。
もし神武東征が事実の伝承であれば、古墳時代に九州の一族が近畿へ移住して新しい国づくりを行い
ヤマト朝廷が出来た事になります。
日本神話に登場する
・天照大神の岩戸隠れ
・素戔嗚の八岐大蛇退治は
古墳時代に伝承で信じられていた神話です。
弥生時代の卑弥呼の時代に九州で皆既日食が二年連続であった事も現在ではわかっています。
もちろん、平安時代の人達が知りえる情報ではありません。
天照大神=卑弥呼 と信じているのですが、如何でしょうか。