。ところが、雲若霞は、独孤伽
だけで無く、楊爽のお眼鏡にかないませんでした。独孤伽
は「皇室の衣に
替えさせたら、有頂天になっていた。父親の職業を恥じていて、虚栄心が強いということ。そして、何より、父親に官位を与えると言ったら、仰せのままにと言った」と、楊勇に言います。
独孤伽
としても、せめて、父親の簡易を雲若霞が、断っていたら、受け入れるつもりだったようです。何か、雲若霞が、楊勇を愛しているというのは、間違い無いだろうけど、楊勇が太子と知っても、全く臆するところが無いのには、驚いたし、それが全てと言って良いでしょう。楊勇は、雲若霞をこっそり、東宮に住まわせます。
梁が反乱を企てている可能性があると朝議で、議題になり、楊勇は「忠告すれば良い」と、言います。大体の臣下達は、それが良いのでは良いのでは無いかと、言いますが、楊堅は「考えてみる」と、言います。
その後、楊堅は、楊勇、楊広、楊素、高ケイを集め「忠告にとどめるにしても、梁の皇帝を呼ぼうと思う。こちらが迎えに行った者は、そのままとどまり、梁の様子を教えて欲しい」と、言います。そして、梁に向かうのは、楊広と、楊素。楊勇は、雲若霞を認めてもらいたくて、功を成したかったのですが、叶いませんでした。
楊広は、楊勇の観心を買うため、鎧を贈ります。これに、喜んだ楊勇は「兄想いだな。私は自分の功のことしか考えていなかった。度量が狭かった」と、言います。ほくそ笑みながら出ていく楊広は、東宮に、雲若霞の気配を感じます。
梁に到
した楊広と、楊素。ここで、楊広は、梁の公主蕭薔に会います。エンディングに出て来ていますね。鼻の下を伸ばした楊広と、舞をしている公主蕭薔。楊広は、自分は太子では無いから、公主蕭薔を娶るのは、難しいだうと、楊素に嘆きます。
尉遅容は、東宮に、雲若霞がいることに気づいていて、それを、尉遅文姫に話します。

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