いい加減な・・・

如懿伝にょいでん〜紫禁城に散る宿命の王妃〜 第38話 権勢と犠牲

また、傅恒の名前だけ出てきたわ。

乾隆帝は、ホルチン部へ嫡公主ケイ瑟を嫁がせるべきだと考えてはいますが、皇子を亡くしたばかりの皇后を慮って、どうすべきか、如懿に打ち明けます。そんな時、李玉から乾隆帝は「傅恒が会いにきています」と、聞かされます。「この話だろう」と、うんざりする乾隆帝。

皇太后は、自分の権勢を考えると、恒テイをホルチン部へ輿入れさせるべきですが、すでに娘ひとりを遠くに嫁がせているので、今回ばかりは、母親として、何が何でも、食い止めたい一心でした。侍女から如懿に相談することを持ちかけられた皇太后ですが、だからと言って、如懿に頭を下げるのも嫌。自分の息がかかった重臣達を使い、必死で、反対させる皇太后。

そんな時、如懿が皇太后訪ねます。如懿は、先に自分の娘を嫁がせると見せた方が、勝ちなのだと、提案します。そうすれば、皇后の富察(フチャ)一族は、皇太后の権勢を警戒し、ケイ瑟を嫁がせるべきだと、皇后に圧力とかけるだろう。一族を背負う皇后は、断ること等できないはずだ、という訳です。

一計を案じた如懿に脱帽した皇太后は「恩返しのつもりか?皇后を憎んでいるのか?」と、聞きます。「いいえ」と、答える如懿。ただ、皇太后としては、今、そんなことはどうでも良いことですよね。恒テイがホルチン部へと嫁に行くことを阻止できれば、それで良い訳ですから。

如懿の思った通りの展開になり、皇后は「傅恒まで、ケイ瑟を嫁に行かせろと行ってきたわ」と、不満を侍女達に話します。こうして、我儘娘ケイ瑟は、ホルチン部へと嫁ぐことになりました。ケイ瑟は「自由な村人に生まれたかった」とか、のたまってたけど、貧乏があなたに勤まる訳無いじゃん。蓮心も呆れてか、冷たい視線をケイ瑟に送っていたわね。

桟橋の様なところで、薬を持ってくる蓮心を待つ皇后。船の中では、マイ嬪が皇后に聞こえる様に、純妃と、愉妃(ゆひ)に「皇后は自分の行いが、子供を死なせた。因果応報」と、言います。これを聞いた、皇后は「私の行いが?子供達を?」と、動揺し、足を滑らせ河に落ちます。これを、蓮心は見ていたんだけど、助けないのよ。何で?

屋形船にいる純妃は物音で、外を気にしますが、マイ嬪は「気にしなくて良い」と、言います。溺れる皇后を助けたのが、凌雲徹。皇后の重大事に、乾隆帝、妃嬪達が集まります。斉侍医は「皇后は、因果応報と、うわ言を言っています」と、言います。凌雲徹が、皇后を助けたと知って、乾隆帝は彼に、ご褒美を与え昇進をさせます。

皆、神妙にその事を聞いている中、凌雲徹の名前に、ひとり気まずい顔の衛エン婉。


人気ブログランキング





ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「華流ドラマ(視聴済みの物)」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事