＜本日の一言＞
仲邑菫初段(11)と徐能旭九段(61)の三番勝負は、仲邑初段の1勝2敗でした。
後日振り返ってみたいと思います。
皆様こんばんは。
本日は碁聖戦第1局が行われました。
早速振り返っていきましょう。
なお、この対局はYoutubeの日本棋院チャンネルや日本棋院ネット対局幽玄の間
(解説・蘇耀国九段)で中継されました。
1図(実戦)
羽根直樹碁聖(43)の黒番です。
黒△の置きにはビックリ！
黒Aの三々入りならよく見かけますが、この置きは手の見える羽根九段らしいです。
未知の手筋ではありませんが、実戦では滅多に見られません。
2図(実戦)
白1の打ち込みに対して、黒2のカケから工作しました。
それから黒6とツケて黒12まで、AとBが見合いというわけですね。
機略に富んだ面白い打ち回しでした。
3図(実戦)
黒1のカケとは、いかにも力技ですね。
本局の羽根碁聖は、力を前面に出していたように見えました。
4図(実戦)
右上白が死なないことを読み切り、白1、3と進出して黒模様を消しました。
ここは凌ぎの得意な一力遼挑戦者(23)らしい打ち回しでしたね。
結果は白1目半勝ちとなりました。
フィクションを超える快挙に一歩近付きましたね・・・。
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