皆様こんばんは。
本日は秀芳囲碁さろんにて指導碁を行いました。
その中の1局を題材にします。
4子局、白1、3と上辺の黒地を制限しました。
ここで黒どう打ちますか?
地が気になるのでしょう、こういうケースでは黒1と受けてしまう方が多いですね。
実戦もこう打ちましたが、実は大失敗でした。
白2が左右を繋げながら模様を広げる絶好点です。
白8まで進むと白模様の大きさが明らかになりました。
こうなっては黒勝てません。
最初の図に戻って考えてみましょう。
左右の黒△の一団はそれぞれ根拠をしっかり確保した強い石です。
一方白2子は宙に浮いています。
という事は・・・
黒1と中央に進出しながら白△を孤立させます。
正にこの一手と言えるでしょう。
白1、3と上辺を割られたとしても地が少し減るだけです。
そんな事は気にせず黒4、6と左右を裂いて攻めましょう。
白は逃げなければいけません。
一方黒は2や4と自然に左右を裂いているだけで十分です。
黒10までは一例ですが、左辺の白模様は見る影もなくなりました。
2つ目、3つ目、の図と比べてみてください。
布石で地を作る事に一生懸命になってしまう方が多いですが、最も大事なのは石の強弱です。
真の大所を逃さないようにしましょう。
本日は秀芳囲碁さろんにて指導碁を行いました。
その中の1局を題材にします。
4子局、白1、3と上辺の黒地を制限しました。
ここで黒どう打ちますか?
地が気になるのでしょう、こういうケースでは黒1と受けてしまう方が多いですね。
実戦もこう打ちましたが、実は大失敗でした。
白2が左右を繋げながら模様を広げる絶好点です。
白8まで進むと白模様の大きさが明らかになりました。
こうなっては黒勝てません。
最初の図に戻って考えてみましょう。
左右の黒△の一団はそれぞれ根拠をしっかり確保した強い石です。
一方白2子は宙に浮いています。
という事は・・・
黒1と中央に進出しながら白△を孤立させます。
正にこの一手と言えるでしょう。
白1、3と上辺を割られたとしても地が少し減るだけです。
そんな事は気にせず黒4、6と左右を裂いて攻めましょう。
白は逃げなければいけません。
一方黒は2や4と自然に左右を裂いているだけで十分です。
黒10までは一例ですが、左辺の白模様は見る影もなくなりました。
2つ目、3つ目、の図と比べてみてください。
布石で地を作る事に一生懸命になってしまう方が多いですが、最も大事なのは石の強弱です。
真の大所を逃さないようにしましょう。