<本日の一言>
上野愛咲美三段(18)が呉清源杯準々決勝に臨みましたが、残念ながら敗退しました。
上野三段の力は、世界でも立派に通用しましたね。
今後の活躍がますます楽しみになりました。
皆様こんばんは。
本日は名人戦第4局の1日目が行われました。
対局の模様は朝日新聞デジタルやYoutubeの日本棋院囲碁チャンネル、日本棋院ネット対局幽玄の間にて中継されています。
1図(打ち掛け局面)
井山裕太挑戦者(31)が黒△と伸びた場面です。
ここで芝野虎丸名人(20)、なんと1時間41分の大長考!
芝野名人は早見え早打ちで知られており、これには驚きました。
さて、次の手が封じ手になりましたが、直前に白×と切っただけに、黒×の間を狙っていくのが本命ですね。
ただ、様々な手段がありますし、その前に中央の当てを打つかどうかの選択もあります。
また、白A付近に打っての居直り作戦もあり得ます。
10分あれば膨大な変化を読み切ってしまう芝野名人が1時間41分も考えたのですから、そのあたりも当然候補に入っているでしょう。
つまり・・・当たる気がしません(笑)。
2図(封じ手予想)
封じ手予想は白△にします。
大抵のプロが真っ先に思い浮かべそうな手ですね。
今回は素直にいってみます。
☆各所で指導碁を行っています。皆様のお越しをお待ちしています。
日本棋院有楽町囲碁センター・・・JR有楽町駅前の交通会館9Fです。毎月1回、指導碁当番を担当しています。
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