皆様こんばんは。
本日は久しぶりのAlphaGo Lee対Zeroシリーズです。
前回から1か月近く経ちましたが・・・。
1図(実戦)
Leeが黒△と伸びた場面です。
ここで、双方の力関係を確認してみましょう。
白△は生きている石であり、そこにくっついている黒〇はカス石です。
一方黒×は孤立している石で、それを切り離している白×は要石です。
そう考えれば、次の白の一手は容易に思い浮かびます。
2図(参考図)
それが白1です。
要石の白×を助け、黒×と黒△を狙います。
棋士なら誰しも、この手を真っ先に考えるのではないでしょうか?
3図(実戦)
ところが、実戦は白1以下、カス石のはずの左下黒を取りに行きました!
その結果、黒8と打たれて要石の白△が弱体化しています。
この白の打ち方は、私の感覚からすれば非常に大きな違和感を覚えます。
4図(実戦)
しかし、実戦はこの後白7、9とおもむろに要石を動き出しました。
カス石の黒△をむしり取って、その上中央も頑張るとは・・・。
しかも、この後中央で先手を取って白Aにまで回っています。
史上最強の呼び声高い本因坊道策でさえ、ここまであくどいことはしなかったでしょう・・・。
この腕力こそが、Zeroの本領と言う気がします。
本日は久しぶりのAlphaGo Lee対Zeroシリーズです。
前回から1か月近く経ちましたが・・・。
1図(実戦)
Leeが黒△と伸びた場面です。
ここで、双方の力関係を確認してみましょう。
白△は生きている石であり、そこにくっついている黒〇はカス石です。
一方黒×は孤立している石で、それを切り離している白×は要石です。
そう考えれば、次の白の一手は容易に思い浮かびます。
2図(参考図)
それが白1です。
要石の白×を助け、黒×と黒△を狙います。
棋士なら誰しも、この手を真っ先に考えるのではないでしょうか?
3図(実戦)
ところが、実戦は白1以下、カス石のはずの左下黒を取りに行きました!
その結果、黒8と打たれて要石の白△が弱体化しています。
この白の打ち方は、私の感覚からすれば非常に大きな違和感を覚えます。
4図(実戦)
しかし、実戦はこの後白7、9とおもむろに要石を動き出しました。
カス石の黒△をむしり取って、その上中央も頑張るとは・・・。
しかも、この後中央で先手を取って白Aにまで回っています。
史上最強の呼び声高い本因坊道策でさえ、ここまであくどいことはしなかったでしょう・・・。
この腕力こそが、Zeroの本領と言う気がします。