天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

ハンディ戦

2021-03-10 16:47:23 | 日記

 健康回復後、妖艶にますます美しくなった池江璃花子スイマーが4月の東京五輪選考会に出場すると発表された。予定通り開催されるとしたら五輪の華と注目されるのは、まずこの人が筆頭に挙げられるだろうから、参加4種目のどれか一つでも勝ち切って、辰巳の森海浜公園の東京アクアティクスセンターで復活の姿を披露してほしい。
 という願いはあるものの、同大会の応援は海外観客無しで済まそうという話が持ち上がっている。それは新型コロナウイルス感染拡大を警戒するためには妥当であっても、競技の公平性の観点から非常に無理がある。ファンの応援が試合、選手のパフォーマンスに影響が大きいため、サッカーの国際大会などはホームとアウエーで1試合ずつ対戦して公平性を保っている。地の利だけでなく、応援団の多寡が勝敗の行方を左右する、と考えているからである。相撲でもご当地力士は気合が入り、好成績を残す傾向がある。有料観客を入れて経費を賄おうとする意図は理解できるものの、肝心の五輪競技が台無しになるのではないか。それでは金メダルを取ってもウンチ色にしか見えなくなってしまう。試合を公平に運営するためには新たなルール作りが必要となる。例えば、日本選手あるいはチームには1点のアドバンテージを相手に与える、とか考えなくてはならない。せっかく池江選手が1着でタッチして拍手喝采、万歳した後、ルール上は2位銀メダルだったりすれば、全国の家庭でテレビ画面が壊される事件が頻発するのではないか。東京五輪開催に向け、まだまだ調整すべき課題がたくさん残っているようである。
 為替は昨日一時1ドル=109円21銭と、昨年6月以来の109円台を付けた。米金利の上昇を受けたドル高と言われているけれど、英ポンドも150円台に高騰している(しかし、この度のメーガン妃いびり発覚で英王制の存在意義は大低落である)。いずれもコロナ・ワクチンの開発国である。そうしてみると、ロシア・ルーブルや中国人民元、インド・ルピーの通貨高傾向が続き、ブラジル・レアルの下押し傾向と、通貨評価格差が顕著である。今の国際為替決定要因はワクチン国力と連動しているともみられる。日本の置かれたワクチン調達状況の現実と東京五輪開催動向によっては、さらなる円安が予想され、外貨投資によってスタグフレーションのヘッジをすべきタイミングであるのかもしれない。

池江璃花子
都のたつみ
泳ぐ姿
見たくもさてと
人はいふなり


本歌:喜撰法師
我が庵は 都のたつみ 鹿ぞ住む
世をうぢ山と 人はいふなり
   (百人一首)