天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

流れ雲

2021-03-28 10:51:46 | 日記

 若隆景平幕優勝の予想をきのう立てたら、数時間後に碧山にあっさり破壊された。馬でも株でもこのところ外してばかりで、財政的にも窮地に陥っている。濡れ手で粟のぼろ儲けを企んだり、美女に見惚れたり、欲に目が眩むと碌なことがない。だいたい、土俵上の真剣勝負をテレビ観戦しているつもりなのに、余計なものが映り込んで雑念が生じるから、予想が狂う。『力士より たわわに実る 胸乳して 溜まりに控ふ 若秩父かな』という有名な歌に幻惑された。もうこうなれば、大関昇進の祝儀として照ノ富士が優勝すればよい。
 世の中は、桜を楽しみにしていると、嵐が来たり、雨が降ったりするものである。けさも9分咲きの桜を眺めた後、見上げると西の空から東に向けて、厚い雲が悠然と流れていた。花の雨が降る前触れと見た。「春の空 流れる雲の 雨溜めて 狙ひを定め 桜散らすか」と詠んだ。
 空に流れると言えば、プロ野球阪神のドラ1新人の佐藤輝明が開幕2試合目で第1号本塁打をバックスクリーンに叩き込んだとか。オープン戦で6本も打った話題の主が、まぐれ当たりでなかったことを実力で証明した。マラソンで日本初の2時間4分台を記録した鈴木健吾選手とか、次々と若い逸材が世に現れるのを見るのは楽しい。オリックスの高卒2年目の宮城大弥投手が、西武戦に先発して勝利投手になったのも見逃し難い。スポーツ紙は、10代の先発勝利は同球団として米田哲也以来64年ぶりと伝えてくれており、弱い阪急を支えた両輪の米田・梶本を懐かしんだ。コロナ感染状況と言い、宮城は熱い。きょうは楽天のドラ1ルーキー早川隆久、ヤクルトの奥川恭伸両投手が先発するとか、プロ野球もにぎやかな話題が戻ってきたので、再び興味が湧いてきた。

揉み倒し
四十八手の
新技か
溜まりで決まる
座布団相撲