天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

アテンションプリーズ

2022-03-20 14:58:53 | 日記

 お彼岸の連休とてご先祖様が帰ってきているのに、現世の馬鹿者は愚かな戦争を始めて大量虐殺を極めている。その惨状にも足りずにまだ核攻撃だ、化学兵器使用だと噂して騒いでいる。バカラで負けが込んで頭に血が上ったヤクザ者でもあるまいし、曲りなりも選ばれて人の上に立つものが何をしているのか、国全体が鞘の無い刀、ブレーキを装備しない自動車のように狂っている。我慢ならずにプーチン大統領宛てにメッセージを送った。
Attention Putin! You are internationally besieged. It's no use your resisting. Surrender your nuclear arms! In the warring states period of Japan, Muneharu Shimizu, the lord of Takamatsu Castle, which had been atacked with flood water by Hideyoshi army,committed suicide by disembowelment and saved many people's lives.

 こちらはロシア侵攻前の先月17日から、ウクライナに和平が来るまで禁酒を断行して、イライラが募っている。いつまでやっているのだ、いい加減にしろ。コロナ蔓延防止措置が全国的に解除となる22日から飲んでやろうと楽しみにしているのに、どうすればいいのか、迷いに迷っている。兵をすぐ引き揚げ、郷里の肉親、友人、恋人、親戚、近所の人たちとウオツカでも酌み交わしたらいいではないか。
 憂さ晴らしに卓球をユーチューブ観戦しても、宇田幸矢の準決勝・樊振東戦と、宇田・戸上隼輔ペアの男子ダブルス決勝の樊振東・王楚欽戦はけっこうラリーが激しく見どころがあったものの、全般的には応援のし甲斐のない空しさが残った。

ふらすとの
残るばかりぞ
春彼岸
ぜれんすきいと
酌み交はしたし

 

 


敵は本能寺

2022-03-16 14:30:15 | 日記

 ポーランド、スロベニア、チェコのEU3国首相が戦火のウクライナを訪れ、ゼレンスキー大統領を陣中見舞いした。赤穂浪士でも、見て見ぬ振りをすれば命を懸けずに済んだ老士、若侍が馳せ参じて討ち入りを果たしたが、これが真の義士というもの。米国、NATOは情けない張子の虎である。
 この様子をじっくり観察してるのが中国である。日本人の多くは東欧の不幸など対岸の火事と見て、爪楊枝を咥えながら戦況の行方をドラマのように興味深く観戦しているかもしれないけれど、拡張主義の中国は米国政府や軍の動向を微細に、冷厳に窺っているに違いない。民族的に親戚筋の欧州の動乱に対し、戦線の拡大を恐れ、米国が慎重姿勢に終始するようでは、黄色い異質の東洋の戦端には、日本列島を越えて危機が太平洋に迫らない限り、火中の栗を拾いに来ないだろう、と情勢分析するはずである。
 それを実証するために、恐らくはウクライナ戦争が継続中に、米軍の出方を窺って威力偵察の挙に打って出るだろう。このところ頻りに尖閣諸島近辺を遊弋している中国軍船がいつ強行上陸かもしれない。そのあと、五星紅旗の付いた構築物を設営する恐れが濃厚とみられる。韓国議員が竹島に上陸しても内輪揉め程度に無視の姿勢を、米国は示してきたから、恐らく様子見姿勢を貫くだろう。当事者の岸田文雄首相はコロナ下で体調を崩したのを理由に、長期入院しかねない気配もある。風雲急を告げている。
 それにしてもロシアでは、若い女性が自らの危険を顧みず、身を挺して戦争反対のアピールをしたのに、「敵はクレムリンにあり」と乾坤一擲の声を上げる明智光秀のような武将はいないのか。文学、音楽には多少優れているようだけれど、けっきょく厳しい冬には穴に籠って冬眠する熊のように、ウオッカさえ飲んでいればご機嫌な人種なのだろうか。呉越同舟、お互いに貧しい国柄なのかもしれない。

🐓Chicken America Game🐻

 井戸に落つ
 赤子が泣くも
 聞かぬ振り
 義を見てせざる
 勇なき腐れ

 


ボケ

2022-03-15 12:12:34 | 日記

3月半ばの春本番、というより、全国各所で初夏の陽気になる予想を受け、スポーツ選手に動きが出てきた。MLBが選手会と春闘合意して、戦力移動交渉が本格化し、広島カープの鈴木誠也がサンディエゴ・パドレスに移籍することが確実になったという(本人は否定)。サンディエゴと言えば、ミッドウエー海戦に参戦しなかった米空母ミッドウエーが博物館展示品として碇泊しており、4年前に乗艦したことがある。埠頭にみんな駐車していたので、気軽にレンタカーを置いて、空母上でカタパルト操作の真似事などして楽しんだのが間違いだった。次の目的地として、大谷翔平が大リーガーになった年だったので、キャンプ地のフェニックスに向かった。ロッキー山脈はもっと向こうなのに、けっこうな山越えハイウエーが続き、濃霧で前の車がテールランプでしか確認できず、後ろからは追い立てられるわで、死ぬ思いの運転が続いた。とにかく休みたくて、霧が晴れた最初のインターで降りたら、こんな所は全米唯一でないのか、ガソリンスタンドが上りにも下りにも辺り一帯に一つも無かった。別にガス欠で困ったわけでなかった。怖い運転から解放され、余裕ができたところで、フロントガラスに紙片が貼られているのに気が付いた。英語を解読想像すると、駐車違反の罰金を期限までに払い込めと書いてあるようだった。ドル紙幣なら少々持っているから取りに来いと言いたかったけれど、銀行振り込みでないとダメだった。クレジットカードは持っていたけれど、米国発行の物というか、ドル引き落とし口座と紐づいていないと使えなかった。間に合わなければ、逮捕・強制送還などと想像すると、焦った。タンパで大谷のオープン戦を観戦したけれど、気が気でなかった。それでも旅は前進あるのみ。トランプ大統領時代だったので、メキシコ国境沿いに行けば面白いものが見られるのではと、次はツーソンに着いた。ピマ航空博物館があって、退役軍人の方が館内案内のボランティアをしていた。巨大軍機の片隅に置かれたゼロ戦などを見物しながら話を聞いていると、幸いなことに奥様は日本出身だった。藁にもすがるように勤務明けを待って、自宅まで付いていくことを許してもらった。奥様とは日本語で会話でき、現金を支払う代わりに奥様のカードでやっと納付することができた。これで南米移民のような目に遭わなくて済んでホッとしたものの、鈴木誠也のサンディエゴからは随分遠くなってしまった。
 つぎの目的地は浅田真央である。東京・立川に冠スケート場「MAO RINK」を再来年めどに作ると報道されている。卓球Tリーグの試合が近くでしょっちゅう開催され、地域が代々木や調布と並んでスポーツの殿堂として賑わうことになるかもしれない。世界の記憶にも記録にも残る国民のアイドルなので、監督のお気に入りでないと世に出ることができない女優などと同レベルのタレント業で余生を送ってほしくない気があるので、愛でたい活躍の場だと思う。一方、巨額の投資をして、人気力を当てにされた挙句、身ぐるみ剝がされるようなことにならないことを切に願いたい。
 そんな偉い人の話でなくても、努力もしない日陰暮らしの者にも、辛抱強く待てば春の贈り物はある。水仙の黄色は目を洗ってくれるし、木瓜の紅はつい慈しみたくなる。こんな風情の喜びを解せず、いつも鶏冠を赤く怒らせて、他人の庭を踏みにじる蛮民には、雪を割って芽を出す春の訪れは遠退くだろう。

 

木瓜の花
名こそ酷けれ
忘れずに
老い痴れ爺の
眼を楽します





張子の虎

2022-03-12 13:45:05 | 日記

 元大関朝乃山があす13日に開幕する大相撲春場所の番付でいたわしくも幕下に陥落した。十両以上の相撲取りを呼ぶ「関取」でなくなったうえ、謹慎の身でまだ出場も叶わず、辛い日々が続く。大相撲ファンクラブから送られてきた番付表では、十両までの太字と違って、極細字の西幕下2枚目となると、拡大鏡を使わなくては見付けられない。角界随一の美形なので、せめても3枚目でなくて良かった。2019年5月場所では初優勝を飾り、来日中のトランプ米大統領(当時)から特別に大統領杯を贈呈された”持っている男”。コロナ内規違反で6場所出場停止の罰則期限明けとなる7月場所まで腐らず鍛錬し、横綱照ノ富士に倣って驚異の復活を遂げてほしい。
 オミクロンの感染拡大にピークアウトの兆しが見え始めたのも束の間、先月から重苦しい気分に滅入っている。ロシアがウクライナの首都キエフなどに間もなく総攻撃を掛け破滅が近づいている情勢である。アメリカもNATOも火中の栗に腰が引けて、弁舌の徒に化している。何が世界の警察官か。パックス・アメリカーナも地に堕ちた。核の傘は虚妄で、とっくの昔に毛沢東が喝破した『張子の虎』ではないか。核兵器禁止条約に唯一の被爆国日本が参加していないのは、こういう時節到来を待ち侘びていたからなのか。
 インドが仲介に立つ話があるが、ロシア侵攻停戦の役に立ちそうになく、こうなると、インド発祥の宗教である密教の孔雀明王経法に基づく修法を会得された弘法大師空海さんに入定されている高野山奥の院に会いに行って、衆生救済をお願いするしか他に手立てがないかと思ってしまう。
 三下奴の喧嘩ではあるまいし、曲がりなりにも大勢の支持を得て就任した大国のリーダーが、戦乱の苦痛が知り尽くされた21世紀の御代に戦争を仕掛けるとは、馬鹿もほどほどにしてほしい。柔道を知っているなら、西側の経済包囲網の絞め技が決まっているのだから、落ちる前に畳を2回叩いて参ったすればよい。いずれにしろ、このままでは経済的にロシアは詰んでしまうので、悪足搔きをせずに国際社会に早期に復帰することが一般のロシア国民のためになる。この方面から解決策を、司つかさ、各々が考えるべきである。

悪業の
祟りを払ふ
術無くも
眠る空海
煩はさむや

 

 


とばっちり

2022-03-11 13:22:03 | 日記

 ロシアの攻撃力の凄さの一端が実感できた。アマゾンに甘えて無料作品に絞っていたけれど、たまにはプライムビデオで新作を見ようと、思い切ってクリックしたのに、支障があってご覧いただけませんと無情にも拒絶された。何回繰り返しても同じ反応だったので、別にどうしても観たいわけではないからと、既に購入していた『奥さまは魔女』シリーズで我慢した。すると翌日、アマゾン引き落とし登録のクレジット会社から、もう忘れたけれど何とか言う店で15万円幾らの買い物をしたかと問い合わせがあった。知らない店だったので無いと答えたら、最近不審な利用が頻発していて危険なのでカードを廃棄して、新たのを発行してもらうことになった。本人利用でないことが確認できたので、悪用金額は引き落とし対象にならないとのことだったので安心した。
 その日、今度は鉄道利用サービス会社を名乗って、今回システムを変更するに当たってサービス利用が3月末で終了するとのメールが届いていた。それ以降も継続したい場合はこちらで手続きをと指示されたので、ついそのページを開いて入力欄に連携のクレジットカード番号などを記入した。どうなったかなと翌日、その会社のウエブページを見たら、当社を騙る偽メールが配信されていると注意喚起されていた。あれッと思って、回答したアドレスにアクセスしようとしても既に塞がっていた。やられた!と慌てて、その連携クレジット会社にカードの廃棄を依頼する電話をした。何十分も通話待ちをさせられた挙句やっぱり、腰が抜ける金額が使われていた。涙ながらにお願いして、保険適用にしてもらうことに成功。カードは無料で新規に切り換えていただくことができた。
 3日で2つのカードにピンポイントで俺を攻撃してくるとはプロの仕業でしかあり得ない。ウクライナ侵略のプーチン撲滅を声高に唱え続けている報復として、狙い撃ちされたのに違いない。炬燵だって、差し込みもスイッチも入れているのに温かくならない、オカルトのような障害も起きている。どっかの政府機関の犯行と判断せざるを得ない。
 実際はウクライナに手いっぱいで、隠居老人の暇潰しのSNS投稿にまで目を光らせているわけはなかろうけれど、油断も隙もならない嫌な世の中になったものである。サイバー攻撃を受けた腹いせに、光源氏の末裔としては催馬楽をひと節謡って、気を紛らわせるしかない。

埒も無き
戦さに怒り
覚えれば
老い鼠われ
羆懲らさむ