天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

神無望月

2020-10-31 18:50:18 | 日記

 神無月の晦日は洋式ではハロウィーンと称し、南瓜のお化けならぬ満月が美しく睨んでいる。

神無しの
月は隈なく
叶ふなら
日を覆ひたる
ころな滅ぼせ



次は村田

2020-10-25 20:58:54 | 日記

 菊花賞は狙い通りコントレイル単勝百万円投資の10万円配当で実質2回目の一律給付金を農水省から頂いた。日本もハロウィーン・ムードが高まり始め、来月の勤労感謝の日辺りには孫からトリック・オア・トリートとかせがまれ、菓子代プラスお小遣い代くらいにはなった。
 でも、まだ今晩が半月であるように、ワン・ツー・フィニッシュの計画半ばである。空が澄み渡り、夕焼け富士が遠望できたから、満願成就が期待できそうである。
 明日の株式市場で村田製作所(6981)の1点爆買いにより、あと100万円を頂く目論見である。東京五輪まであと271日に迫った。通し見物券を買おうと思うとまだ足りなくらいである。
 きょうは気分がいい。モバイルSuicaをインストールして、胸をどきどきさせながら、格安スマホでIC専用機に当てたら、無事改札を通過できた。機嫌よく階段をスキップしながら降りたら、踏み外しそうになって少し危なかった。

改札を
スマホで渡る
天高く
コントレイルの
走り抜くごと








とりもち

2020-10-24 16:16:27 | 日記

 コロナ禍の中で消沈した世の中を立ち直らせることができるのは、政権交代なんかでなくて、やはり単純に産業と消費の力であった。昨日の上場企業決算および修正発表を覗くと、村田製作所(6981) はどういうことになっているのか。第1四半期発表の時から売上高で700億円、営業利益で340億円を上積みして、2020年9月中間期の売上高は7510億円(前年同期比1.3%減)と微減ながら、営業利益1310億円(同7.9%増)、純利益990億円(同9.1%増)と、コロナ不況どこ吹く風の業績予想上方修正を発表した。魂げた。アップルが初の5G対応として話題の「iPhone12」の投入を発表した13日の株式市場では、部品供給する同社株が前日比269円(3.9%)高の7135円と急伸していた。その後も堅調を持続し、23日終値は7230円。この間、19日に一時7389円の年初来高値を記録している(上場来高値は1999年12月につけた8536.7円=1対3の株式分割調整済み後)。やはり市場が先を読む眼力は凄い。お待ちどうさん、という形で、噂を業績が裏付ける発表となった。週明けの市場は、村田製が主役の一角となるであろう。コロナにうつりたくなければ、宴会も旅行も控えざるを得ず、悲惨な非正規労働者と違って正社員族は贅沢品にも手を出しやすくなっている。そこに調子よく iPhone が現れ、産業と消費の1分野に火をつけた。問題はこれがボヤであるかどうかである。手作りの1段ロケット推進だと、iPhhone12 が発表された噴射で上昇してお終いだけれど、2段式ロケットの可能性も高く、業績上方修正で2発目の燃料が噴火し、さらに上昇速度を高め、上場来高値の8536円を目指すかもしれない。これはインサイダーでない者にはよく分からず、賭けるしかない。賭けると言っても、丁か半か、勘が湧かなくてはならない。勘の試金石となるのは、菊花賞を推奨したい。ド本命のコントレイルの単勝が外れることはあるまい。これに100万円を賭けて、10万円のプラス配当を受ける。この作戦が的中すれば、勢いで村田製も買いで進撃すべきであろう。
 グーグルが Gmail にショッピング機能を付ける計画だという。堪忍してくれ。ちょっと検索でスマホ決済機能を調べたら、どんなネット・ニュースを覗いても、 Pixel はどうだ、Xperia はいいぞよ、 AQUOS は要らんかえ、としつこくチカチカ広告が迫って来るようになった。煩わしいと言ったらありゃしない。メールまでに広告宣伝の山が押し寄せたら、墨をすって筆で手紙を書く方式に戻っていくかもしれない。
 アメリカはこんなに憂鬱にさせる存在ばかりでなく、トランプ大統領のように愉快な人もいて、多士済々で楽しい。2回目の最終大統領選討論会で、脱炭素化社会に transition (移行)しようと主張するバイデン前副大統領に対し、トランプ氏は風力発電なんか使ったら鳥が全部殺されてしまう、と真顔で反論した。風通しの良い海岸とか丘の上に据えられた風車翼に、渡り鳥とかが巻き込まれて全部死んでしまうという意味だろうか。向かいのバイデン氏は噴き出していたけれど、仮説が大胆過ぎて考え込んでしまう。何と言っても米大統領のお言葉なのだから、突拍子がなくも無いのだろう。確かに、メキシコ国境の壁のように、海岸線と国境にびっしり風力タービンを敷き詰めたら、鳥に甚大な被害を与えるだろう。しかし、そんなことは想定しづらい。日本で最近、教師による生徒へのわいせつ行為が横行していることに、政府、言論界が一体となって撲滅キャンペーンを推進しているけれど、小中学生の女の子がすべて被害に遭っているというわけではない。ちょっと咳をすれば、あいつはコロナだ、摘み出せ、という社会では困る。しかし、たまにはこんな飛躍の推論も、やすしきよしなき後のお笑いの詰まらなさに比べると、けっこう笑える。

鳥捕りが
鷺の獲り方
ジョバンニに
をしへて走る
銀河鉄道




work-life balance

2020-10-19 19:24:47 | 日記

 朝のニュースで日本映画『浅田家!』がワルシャワ国際映画祭の最優秀アジア映画賞を獲得したというので、コロナを恐れず断固として観に行った。アイドル人気物を想定した以上に面白かった。ちょうど、朝のNHKラジオ英会話で、「 work-life balance」という単語が出てきて、仕事と私生活の健全なバランスをとることが大切です( Having a healthy work-life balance is important. )、と教えていた。これが主人公の写真家が一歩抜け出すキーワードかなと思った。自分たちの家族を撮った一連の写真が出版会社の目に留まり、写真集として出版され、のちに大変栄誉な賞を受賞した。話は予想外に東日本大震災に飛び、家を流され、父を亡くした少女から、家族写真を撮ってほしいと持ち掛けられる。父が居ないのに父の思い出となる写真をどうして撮れるのか、無理な願いであった。
 「 work-life balance 」というのは、英会話の訳にあるように、「 work 」と「 life 」の関係が、「 vs 」で結ばれており、仕事人間のように、前の言葉が後の言葉を修飾する、「仕事人生」のような意味でなかった。仕事は仕事、生活は生活にそれぞれ専念しなければ、どっちつかずで詰まらない人間である。プロカメラマンとしての発想からでは、少女の要望に応えられなかったであろう。その難問の解は、意外にも生活の視点にあった。
 意外にも、上の奥歯の詰め物が朝食後、暫くして落ちた。右の奥歯の銀の被せ物付近の歯茎が最近痛み出している。諦めて、この世で一番嫌いな歯医者に行った。看護師は下着の上に薄手のピンクの制服を羽織っているのかと思われるほど、パンティーのラインが浮かび上がっていたけれど、楽しむ余裕はなかった。あの回転ドリルの音と圧力ほど怖いものはない。いつも腹にドスを突き刺されたような引き攣った顔と脂汗と硬直姿勢を見せるので、先生が痛いですかと聞いてくるけれど、麻酔の後なので痛いはずがない。嫌な治療が早く済めばいいなと、ずうっと目を瞑りっ放しだったけれど、60年も前に観た映画『白日夢』のような変な妄想が浮かんでくることはなかった。

なりはひが
日々の暮らしに
入り込めば
機知は生まれず
息も詰まらむ