昔懐かしい音楽情報をお届けします。

1950年から1980年代の音楽情報です。

Beethoven Piano Concert No.3/RondoForPianoAndOrchestra/Richter(Pia) ViennaSymphonyOrchestra

2015年06月25日 | 今日の1枚

 今回紹介するアルバムもベートーベン作曲ピアノ協奏曲第3番作品37と”ピアノと管弦楽のためのロンド 変ロ長調遺作”です。

ベートーベンのピアノ協奏曲といえばこの3番と5番「皇帝」が有名ですが、この3番は彼が絶頂期に入る始めの頃に書かれた傑作

の1つに当たるようです。曲の冒頭からか期待させるような始まりでその期待を裏切らない見事な作品に仕上がっていると思います。

このレコードの演奏はピアノ:スヴャストラフ・リヒテル、指揮:クルト・ザンデルリンク、ウィーン交響楽団で1962年の録音になります。

このレコードはGrammophonから出されたシリーズで通常はグラモフォンのレコードは高くて手が出せないのですが

こちらは1300円で売られていたシリーズの1枚です。最新録音でないレコードが当時は1000円台で売られていたので助かりました。


Beethoven Piano Concert No.2andNo.4/Julius Katchen(Pia) LondonSymphonyOrchestra

2015年06月24日 | 今日の1枚

 今回紹介するアルバムはベートーベン作曲ピアノ協奏曲第2番・第4番です。

演奏はピアノ:JuliusKatchen、指揮:PierinoGamba、ロンドン交響楽団で、1964年の発売です。

このレコードは輸入盤のため日本語の解説はありません。

レコードのジャケットには”ffrr”というロゴが記載されその意味も英文で記載されています。

当時の録音ではかなり周波数特性が良い状態で録音されたことを強調されています。

確かに古い録音にしては透明度のある恩師で聴くことが出来ます。

ffrrはFull Frequency Range Recordingの略で30 cps.-14,000 cpsのレンジの特性を持っていると記載があります。

要は低音は30Hzから高音は14KHzまで聞こえる音質ということですがCD時代には20Hzから20KHzの録音が

当たり前になりましたが当時としてはこれで十分な音質だったようです。

年を取ればこの30Hzから14KHzで十分だと思いますが。

最近はハイレゾ対応とさらに高音質化されていますが自分(耳が老化したもの)にとっては全く無意味な高音質と

思い全く興味を引きません。

曲については3番、4番ともになじみ深い曲で十分楽しめる名曲だと思います。

 一度は聴いても損はないといったらベートーベンに失礼ですがクラシックに興味のない方でも楽しめるピアノ協奏曲です。 


Beethoven Violin Concert in D Major/Leonid Kogan(Vio) パリ音楽院管弦楽団

2015年06月23日 | 今日の1枚

 今回紹介するアルバムはベートーベン作曲ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品61です。

演奏はレオニード・コーガンのヴァイオリン、コンスタンティン・シルヴェストリ指揮、パリ音楽院管弦楽団です。

個人的にこのベートーベン作曲のヴァイオリン協奏曲はお気に入りで交響曲”運命”や”第9”と同じくらい

もっとも良く聴いたヴァイオリン協奏曲です。

最初の頃はFM放送でテープに録音した曲を良く聴いていてレコードを買ったのはこのアルバムが最初でした。

ヴァイオリン協奏曲としてはメンデルスゾーンやチャイコフスキー作曲の物が好まれて聴かれますが、

それはそれで素晴らしいですがこのベートーベンのヴァイオリン協奏曲は別格のように感じて聞き入っていました。

1000円という安さが購入の動機であったことは確かですが。学生時代にはありがたいシリーズでした。 

 


Beethoven SymphonyNo.9"CHORAL"/ViennaPhilharmonicOrchestra/HansSchmidt-Isserstedt

2015年06月22日 | 今日の1枚

今回もベートーベン作曲交響曲第9番ニ短調作品125「合唱」の紹介です。今回で3枚目の紹介になります。

演奏はハンス・シュミット・イッセルシュテット指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団です。

合唱はウィーン国立歌劇場合唱団でソプラノにジョーン・サザーランドが加わっています。

1978年の発売で解説が門間直美氏というのが懐かしいですね。

FM放送のクラシック番組では良く解説を聞いていたように思います。

学生時代に購入したアルバムでジョーン・サザーランドの名前にもひかれて購入したと思います。

当時は大人気のソプラノ歌手でした。

ところでこの後レコードからCDの時代へ入っていくわけですが、私もこのレコードを最後に第9の演奏は

CDへ移っていきます。CDでは何枚所有しているかまだ整理が出来ていません。

このCDへ移行するに当たってCDの最大録音時間が74minと決められたのはこの第9交響曲が総べてはいる

という条件で決められたと聞きます。レコード時代には必ず裏返す必要があったので少し残念な間になりましたが

CDに変わってからはそれが無くなったので聞く側には有りがたくなりました。

しかしだからといって気軽に第9を聴いているかといえばそうでもないような気がします。


Beethoven SymphonyNo.9"CHORAL"/ViennaSymphonyOrchestra/Karl Böhm

2015年06月21日 | 今日の1枚

 今回もベートーベン作曲交響曲第9番ニ短調作品125「合唱」の紹介です。

演奏はカール・べーム指揮ウィーン交響楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団で録音は不明です。

このレコードは1974年に発売されています。

1300円という安さにつられて購入したと思います。

1974年(昭和49年)といえば18歳の頃ですから時間さえあれば良く音楽を聴いていた時代です。

この1時間10分の演奏の間ステレオのそばを離れずに良く聞いていたと思います。

今では30分もすると他の事を始めたり、席を立ったりと落ち着きが無くなっていますので

なかなかこの大曲を通しで聴く機会がありません。もう少し落ち着いて聴ける生活がしたい物です。

カール・ベームは当時はベルリンフィルのカラヤンに対抗するようにウィーンフィルのベームと

人気を2分する人気指揮者だったように思います。

個人的にはスマートでかっこよすぎるカラヤンよりもベームの方を押していたように思います。


懐かしのあのレコード

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