今日紹介するアルバムはマリーザ・サンニアのレコードです。
彼女の歌声はこのアルバムの1曲目”カーザ・ビアンカ”で知りました。
彼女のアルバムはこれ以外では発売されていないのではないでしょうか。
”愛の花咲くとき”、ささやく瞳”、”夜霧のしのび逢い”、”恋は鳩のように”、”黒いオルフェ ”、”去りゆく今”等はおなじみのヒット曲です。
”太陽のない島”などは彼女の持ち味が十分味わえる佳曲です。
このレコードはイタリアへ出張に行ったときにローマかミラノのお店で購入したものです。
当然日本語の解説はありません。また日本のレコードのように詳しい解説や歌詞カードも付いていません。
従って曲は聞いてから想像して聞くしかありません。当然イタリア語だとさっぱりわかりません。
しかしこの2枚組のアルバムは英語で歌っているポピュラーな曲が多く収録されています。
"ONLY YOU","Nature Boy","CHATTANOOGA CHOO-CHOO", "MISTY"等がそうです。
またこのアルバムには6つ折りのミーナの写真（ポスター）が付いていました。
このアルバムは彼女の初期のヒット曲を集めたものでまだ発展途上の歌声です。
”情熱の花”はカテリーナ・ヴァレンテが歌って日本でも大ヒットしました。日本人の歌手も歌ってヒットしたと思います。
原曲は”エリーゼのために”というのが面白いです。
”コーヒー・ルンバ”はミーナがスペイン語で歌う珍しい曲です。
当時（1970年代）なかなかカンツォーネのアルバムが入手困難な時期に
この”Canzone Best Star Best Album ”シリーズが発売になりました。
価格も1500円と学生の身にはとてもありがたい金額でした。
このシリーズを5枚買って歌詞カードの付いている応募券を送ると景品がもらえるという戦略にも乗っかって何かいただいたと思います。
さて今日紹介する歌手は”砂に消えた涙”でおなじみのミーナのアルバムです。
”わかれ”、”砂に消えた涙”、”悲しみは空の彼方に”の3曲を日本語で歌っています。
今日はイヴァ・ザニッキのアルバムを紹介します。
彼女はサンレモ音楽祭の優勝の常連歌手で
１９６７年：”愛の別れ”
１９６９年：”涙のさだめ”
１９７４年：”さよならも云わずに”
の３曲が優勝しています。これらすべてこのアルバムに収録されています。
これ以外にも”恋の川”、”微笑みのうらに”、”愛の日々”、アズナブールの曲”帰り来ぬ青春”なども素晴らしい
情感のこもった歌です。
懐かしのあのレコード
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