今回もベートーベン作曲交響曲第9番ニ短調作品125「合唱」の紹介です。
演奏はカール・べーム指揮ウィーン交響楽団、ウィーン国立歌劇場合唱団で録音は不明です。
このレコードは1974年に発売されています。
1300円という安さにつられて購入したと思います。
1974年(昭和49年)といえば18歳の頃ですから時間さえあれば良く音楽を聴いていた時代です。
この1時間10分の演奏の間ステレオのそばを離れずに良く聞いていたと思います。
今では30分もすると他の事を始めたり、席を立ったりと落ち着きが無くなっていますので
なかなかこの大曲を通しで聴く機会がありません。もう少し落ち着いて聴ける生活がしたい物です。
カール・ベームは当時はベルリンフィルのカラヤンに対抗するようにウィーンフィルのベームと
人気を2分する人気指揮者だったように思います。
個人的にはスマートでかっこよすぎるカラヤンよりもベームの方を押していたように思います。