今回紹介するアルバムはベートーベン作曲ピアノ協奏曲第2番・第4番です。
演奏はピアノ:JuliusKatchen、指揮:PierinoGamba、ロンドン交響楽団で、1964年の発売です。
このレコードは輸入盤のため日本語の解説はありません。
レコードのジャケットには”ffrr”というロゴが記載されその意味も英文で記載されています。
当時の録音ではかなり周波数特性が良い状態で録音されたことを強調されています。
確かに古い録音にしては透明度のある恩師で聴くことが出来ます。
ffrrはFull Frequency Range Recordingの略で30 cps.-14,000 cpsのレンジの特性を持っていると記載があります。
要は低音は30Hzから高音は14KHzまで聞こえる音質ということですがCD時代には20Hzから20KHzの録音が
当たり前になりましたが当時としてはこれで十分な音質だったようです。
年を取ればこの30Hzから14KHzで十分だと思いますが。
最近はハイレゾ対応とさらに高音質化されていますが自分(耳が老化したもの)にとっては全く無意味な高音質と
思い全く興味を引きません。
曲については3番、4番ともになじみ深い曲で十分楽しめる名曲だと思います。
一度は聴いても損はないといったらベートーベンに失礼ですがクラシックに興味のない方でも楽しめるピアノ協奏曲です。
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