ついに無血革命政権発足!!
事なきを得て、無事船出........。
祝着至極!!
ほぞを噛む麻生元首相、苦る高級官僚、次元の読めないメディア......
新閣僚も全部決まった。就任記者会見を注目したが、途中で寝てしまった。
が、しかし、思惑の一端が交錯する、これほど面白い記者会見はなかった。新たな未知の体制を標榜する新政権に対して、あらぬケチを探そうとするメディアの質問。時間は大幅に予定時間を越えてしまう記者会見。近頃、珍しい。お陰で、途中寝てしまった。
産経新聞は、
↑こんな写真を掲載して、ささやかな鬱憤を晴らすかのよう.......。誰かが書いていたが《何この亀井内閣ぶり?!》。
そのとおり、いや、それで結構!! 革命政権だから、これまでの生ぬるい政権交代(自民党内の)とは、違う。刷新内閣誕生である。ある意味、亀井郵政改革・金融相が先頭を切ればいいのである。
会見では、原口総務相が、アドレナリン全開であった。聞いていて、少し冷や冷やした。これは本気と察知した。千葉法務相には、思った通り指揮権発動についての質問が出た。これは何を意味するか、賢明な諸氏には分かるであろう。
言下に法相は、肯定のを応答した。『検察といえども、行政の範囲以内であるから、云々。』
当然である。
権力とはそういうものである。投稿者は、検察権力に、起訴権は当然だが、捜査権と逮捕権を慎重に枠をはめる必要があるとさえ、考えている一人である。そうでなければ、検察横暴に歯止めが掛からない。
やろうと思えば、検察が政権潰しを画策できる。それを制御するのが指揮権発動であると考える。選挙で選ばれた政権を、検察ごときに潰されてなるものか。田名角栄はそのために潰された。
菅 直人副総理は、気合いが入っている。お四国88カ所参りで、肝が据わった。少なくとも先読みが効いてきた。平野官房長官も寡黙で必要以上の言のない危なげない応答。これまでのスポークスマンとはひと味違う。
岡田外相も、日焼け顔で密約問題を言明した。良いことだ。外務省は引き締まるであろう。
川端文科相には、さっそく、日教組問題と教師検定の質問が出た。想定の範囲内である。『教師検定が不良教師排除の全てではない。』との、応答。良い布陣である。日教組悪玉論は、似非右翼の持論。そんなイデオロギーに惑わされて、政治を行うことが大問題である。
極めつけは、亀井郵政改革・金融相である。亀井大臣も年を取った。往年の精悍さが落ちた。しかし、重鎮さが増した。これで郵政見直しが決まった。原口総務
相は、即呼応する。銀行の横暴も鉄槌を打たれるであろう。もっとも戦々恐々としている竹中元郵政改革・金融相であろう。旧悪が暴かれるかも知れな
い。
福島消費者・少子化担当相も拝聴したが、想定の範囲内。悪くはない。寧ろこの時期、適切と思う。保育行政など力量を発揮するだろう。
順不同であるが、その辺りで、睡魔が襲ってきた。一件落着。
最後に、書いておきたい。国民主権を実体化する歩みが始まったのである。これを止めてはならない。これまでのウソツキ三昧の『政治偽装』が暴かれるのである。産地偽装、食品偽装に始まり、数多くの偽装がまかり通ってきた。それは諸悪の根源が、『政治偽装』にあることを、賢明な国民は気づき始めている。
その結果、政権交代が実現したのであって、単に利権が自民党から、民主党に移ったのではないことを確認しよう。そして、監視しよう。それは、憲法
も同じである。国民主権とは言いながら、利権主権であった。一票は利権の前に悉く買収された。今回はそうではない現象が起こった。この結果を、断じて止めてはならない。
断じて、止めてはならない。