村上代表インサイダー容疑認める、阪神株TOBも応諾
投資ファンド「村上ファンド」を率いる村上世彰代表は5日、東京証券取引所で記者会見し、ニッポン放送株を巡るインサイダー取引容疑について「罪を認め、調書にサインした」と述べ、東京地検の任意聴取に対して容疑を全面的に認めたことを明らかにした。証券取引法167条(インサイダー取引)などの構成要件に当たる恐れがあるとして、同代表は「多大なご迷惑をおかけした」と謝罪した。
村上代表は同日の会見で、2004年秋以降にライブドア経営陣から「ニッポン放送株取得について話を持ちかけられた」と指摘。この時点で違法性の認識はなかったとしながらも、ライブドア前取締役の宮内亮治被告から「ニッポン放送株の『公開買い付けをやりたい』という言葉を聞いてしまった」という。裁判になれば2年くらい争い続ける必要もあり「プロ中のプロとして証券取引法を犯してしまったのは仕方がない」と述べ、証取法のインサイダー取引の構成要件にあたる不正取引をしていたことを認めた。 (12:27)
投資ファンド「村上ファンド」を率いる村上世彰代表は5日、東京証券取引所で記者会見し、ニッポン放送株を巡るインサイダー取引容疑について「罪を認め、調書にサインした」と述べ、東京地検の任意聴取に対して容疑を全面的に認めたことを明らかにした。証券取引法167条(インサイダー取引)などの構成要件に当たる恐れがあるとして、同代表は「多大なご迷惑をおかけした」と謝罪した。
村上代表は同日の会見で、2004年秋以降にライブドア経営陣から「ニッポン放送株取得について話を持ちかけられた」と指摘。この時点で違法性の認識はなかったとしながらも、ライブドア前取締役の宮内亮治被告から「ニッポン放送株の『公開買い付けをやりたい』という言葉を聞いてしまった」という。裁判になれば2年くらい争い続ける必要もあり「プロ中のプロとして証券取引法を犯してしまったのは仕方がない」と述べ、証取法のインサイダー取引の構成要件にあたる不正取引をしていたことを認めた。 (12:27)