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ニュースをきりぬいていこう

世界人口、65億人突破 過半数アジア

2006-09-06 21:43:08 | Weblog
世界人口、65億人突破 過半数アジア
 【ロンドン6日共同】国連人口基金は6日、2006年版「世界人口白書」を発表、人口減が懸念されている日本と対照的に世界の人口は今後も増加が見込まれ、前年より約7560万人増の約65億4030万人となった。中国とインドの上位2カ国を抱えるアジア地域が全体の約55%を占めた。
 日本は前年比約10万人増の1億2820万人で前年と同じ10位だったが、50年には約1600万人の減少と予測されており、少子高齢化とともに人口減少が進む傾向を示している。同年の世界人口は90億人台と大幅増の見込み。

24時間テレビは傲慢である

2006-09-05 18:55:29 | Weblog
【コラム・断】24時間テレビは傲慢である

 夏休みが終わって、子供たちは小さな嘆息をついていることだろう。そうでもないか。私は、いまや恒例となった夏の定番、日本テレビの24時間番組「愛は地球を救う」を垣間見て、いささか不愉快である。なにが「絆(きずな)」だ。
 もはやだれも、その存在意義の是非を問おうとすらしない。それをいいことに、どの角度から見ても文句のあろうはずがないという国民的イベントみたいな顔をして、いつしか29年もの長寿番組となった。あれはいったいなんなのか。
 婚約者を特攻で失った女性の60年、という秀逸なドキュメンタリーを作りながら、扱いはただの埋め草でしかない。障害者が挑むトライアスロンにしても、ダウン症の少年少女たちによるダンスにしても、終われば「はい、次」で、もう関心がないのだ。彼らに司会者が「カッコいい!」と声をかけるが、無論その場かぎりの無意味なお囃子である。
 「人工」と「無理」と「ほったらかし」の感動祭り。偽善は一概に否定されるべきではない。が、これは偽善ですらない。“醜善”である。「だれもがテレビに出たがっている、だったら彼らを使って番組を作ろうじゃないか」という傲慢(ごうまん)と、「なんの文句がある、これは福祉という善に繋(つな)がっているのだ」という傲慢が醜いのだ。
 やるならもっと丁寧に、真面目にやることである。福祉や弱者のために役立っているんだぞ、というのなら、まず日本テレビが1億円くらいを出して基金を積み立てるがいい。あんな司会陣もいらない。動機も内容もチープすぎるのである。海賊キッドの財宝が眠る日本の宝島などという「伝説」をでっちあげておきながら、寛永通宝を見つけてどうするのだ。(評論家・勢古浩爾)

国立大、入学者を多めに確保・定員充足率が私大を上回る

2006-09-05 18:53:23 | Weblog
国立大、入学者を多めに確保・定員充足率が私大を上回る

 国立大学の定員充足率(入学定員に対する新入生の割合)が今年度、初めて私立大学を上回ったことが5日、日本私立学校振興・共済事業団の調べで分かった。定員割れ私大の急増に加え、国立大が授業料の増収を図るため、以前に比べ入学者を多めに確保するようになっていることが背景にある。大学全入時代を前に、私大の学生確保は一段と厳しくなっている。

 今年度の国立大の入学定員は約9万6000人、入学者は約10万4000人で、定員充足率は昨年度からほぼ横ばいの107.9%。私大の定員は約44万人、入学者は約47万2000人で、充足率は107.2%と昨年度から2.6ポイント低下した。同事業団によると、国立大の充足率が私大を上回ったのは統計を取り始めた1955年度以降、初めてという。 (16:00)

<中国産ウナギ>ずさんな輸入検査 5機関が無作為抽出怠る

2006-09-03 13:20:44 | Weblog
<中国産ウナギ>ずさんな輸入検査 5機関が無作為抽出怠る

 中国産の加工ウナギを輸入する際に、食品衛生法で義務付けられている「命令検査」を担当する厚生労働省の登録検査機関の5法人が、サンプルを無作為抽出せずに検査していたことが分かった。中国産の加工ウナギは命令検査を通らないと国内での流通は認められない。厚労省は輸入食品の安全性確保に影響を与えかねないとして、5法人を行政指導した。
 厚労省によると、3月初め、中国産のウナギかば焼きについて「(合成抗菌剤が含まれていない)きれいな商品の箱が検査用に積まれている」との情報が寄せられた。5法人のサンプル採取方法を緊急調査した結果、(1)箱の中に二つある内箱のうち、上の箱だけから採取(2)荷台に積まれた箱のうち上部にある箱から採取(3)採取するウナギのサイズを事前に倉庫担当者に伝えて用意させた――など、ずさんといえる方法で行われていたことが判明した。調査を実施したある地方厚生局は「(採取の)習性を業者が悪用して、検査用の箱を荷台の上部に積むことなどが考えられる」と指摘。
 指導された検査機関の一つは「上の箱を検査する方が手っ取り早く、倉庫関係者の手間もわずらわせたくなかった。今後、ランダムに採取する」と釈明している。【田村晃一】
(毎日新聞) - 9月3日3時6分更新

イラン、ウラン濃縮再開…原料10キロ新たに注入

2006-09-01 09:42:44 | Weblog
イラン、ウラン濃縮再開…原料10キロ新たに注入

 【ウィーン=石黒穣】仏AFP通信は30日、外交筋の話として、イランが中部ナタンツのウラン濃縮施設で先週から、新規の濃縮ウラン生産に着手したと報じた。

 国連安全保障理事会の決議により、今月31日を期限にウラン濃縮を停止するよう求められているが、期限直前に濃縮ウラン生産を再開したのは、ウラン濃縮活動継続の意思を明確にする狙いがあると見られる。

 イランは、ウラン濃縮装置であるカスケード(遠心分離器164個を連結したもの)を今年4月に始動させた。

 だが、イラン核開発に詳しい消息筋によると、濃縮ウランの原料になる六フッ化ウランの注入は、装置に大きな負担がかかるため、途中から断続的に行われていた。
(読売新聞) - 8月31日3時7分更新

こんな人は「一生独身」 (ゲンダイネット)

2006-09-01 09:40:53 | Weblog
こんな人は「一生独身」 (ゲンダイネット)

 阿部寛が偏屈で恋に不器用な39歳の独身建築家に扮したドラマ「結婚できない男」(フジ系、火曜22時~)が好評だ。「そういや、アイツも……」と同僚を思い浮かべて見ている向きも多いだろう。

 事実、結婚を一度も経験していない「30代未婚男」が急増中だ。今や30代前半の男性未婚率は4割を超え、40代になっても、5人に1人は売れ残っている。未婚女性を「負け犬」などと笑っていられないのだ。

 どうして未婚男が増えているのか。ズバリ、「30代未婚男」(NHK出版)を出版したばかりのリクルートワークス研究所所長の大久保幸夫氏がこう言う。

「30代未婚男の結婚しない理由は『なんとなく』が非常に多い。『理想の相手が見つかれば』と漠然と考えているのです。しかし、バリバリ仕事をこなす30代前半までが“男の旬”。旬を過ぎれば、結婚の市場価値は激減します。あくまで若い女性を求める未婚男も多いですが、男性が7歳以上年上の夫婦は全国に1割しかいません。ハッキリ言って、20代女性は30代後半のおじさんに見向きもしないのです」

 見合いの激減も未婚男増加の一因だ。戦前は70%を超えていた見合い結婚は、最新調査ではたった7.4%である。

「では、恋愛結婚が増えたかといえば、この30年間ほとんど変わっていない。かつては見合い結婚をしていた層。強いていえば恋愛や結婚に受け身な男性が、そっくり未婚化しているといえます。身内や職場の上司が遠慮してアレコレ世話を焼かなくなり、結婚の重圧が減ったことも未婚増加に拍車を掛けています」(大久保氏)

 また、30代未婚男は「変なカレンダー」を設定する人が多いという。大久保氏が続ける。

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「『37歳までに管理職試験に合格』などと将来設計を綿密に立てる人です。『相手の幸福』より、『自分のため』という自己中心的な結婚観を持ちがちです。結婚が遠のくのも当然でしょう」

 項目で半分以上当てはまる未婚男性は黄色信号。一生独身でいいのか、と周囲がさとすべきだ。

●未婚男度チェック

(1)ぽっちゃりした家庭的な女のコがタイプ

(2)お見合い結婚に抵抗がある

(3)中学・高校時代は「片思い」で告白できなかった

(4)仕事が忙しいという理由で知人との約束をキャンセルしがち

(5)今でも親と同居している

(6)男性が8割以上の職場に勤めている

(7)恋愛の悩みを相談できる相手がいない

(8)女性から「やさしすぎる」と言われたことがある

(9)男子校出身だ

(10)身の周りにバツイチが多い

【2006年8月28日掲載記事】

[ 2006年8月31日10時00分 ]

三重・尾鷲市、産科医との交渉決裂 10月から再び不在に

2006-09-01 09:39:02 | Weblog
三重・尾鷲市、産科医との交渉決裂
10月から再び不在に

 三重県尾鷲市は31日、この日で1年の契約が切れる同市の尾鷲総合病院の産婦人科医の男性との契約延長交渉が決裂したと発表した。市は5520万円の現行報酬の減額を提示し、男性医師(55)は報酬の現状維持に加え「休みは年末の2日間だけだった」として休日の補償などを訴えたが、溝は埋まらなかった。

 市側は契約更新に当たって、報酬を4800万円とするよう要求。伊藤允久市長は記者会見で「30日の協議で現行の維持まで譲歩した。しかし休日の補償など条件面で折り合わなかった。医師も心身ともに疲れたと言っている」と説明した。

 今後については「医師から9月に出産予定の患者については責任を持つと言われている」と明かしたが、「後任の候補は現段階では見つかっておらず、10月以降は休診の可能性が高い。今後は三重大に掛け合うなど医師確保に全力を尽くす」とした。

 同病院は三重大医学部から産婦人科医の派遣を打ち切られ、昨年9月に男性医師と独自に契約を結んだ。しかし、給与面などほかの医師との格差や出産数の減少を根拠に減額を要求する市と、超多忙な勤務実態から現行額の維持と月1回の週末休みを求める医師との間で交渉が難航していた。