先日、想像以上に苦労してスキー検定1級に合格した身として、本日は1級合格のポイントとなる種目をご紹介させていただきます。
少しでも参考になりましたら幸いです。
1級合格のポイントとなる種目2つ
1.不整地(コブ)
ポイントと思う訳
●不整地は転倒リスクが最も高い種目で「転倒→68点」のため。
●不整地を不得意とする受験者が多いため。
ただ、1級の場合、所謂「ズルドン」気味でも転倒せず完走すれば70点が出る可能性は高いです。
克服方法
所謂「ズルドン」でも良いので、何十回でもコブ斜面に入って「コブへの恐怖心を減らす」ことが非常に重要です。何十回もコブ斜面に入って練習すれば「ズルドン」が「ズルドン気味」に変わってきます。
自身は「ハンタマ」のコブ斜面で恥を忍び、上手い人の前で何百回も転びました。コブが上手くなりたい一心で「今に見てろよ~」と思いながら・・・。
2.大回り
ポイントと思う訳
1級種目の内、「大回り」と「総合滑走」が共に大回り系で影響が大きいため。
克服方法
あくまで自身の場合ですが、次の2つで不得意だった大回りが「1週間で」一転得意になりました。
①内足(脚)軸でのターン
先日の記事でも書きましたが目に鱗の滑り方です。
「ワイドスタンスで内足(膝から下)の内側を左右に交互に倒すことだけ考えて滑ってごらん!」との助言を元に実際滑ったところ、意外に外足(脚)にも荷重されて板が雪面を噛み、スムーズなターンに激変しました!
②ターンマックスからの切替
山回りに入ってから谷足(脚)への荷重をギューッと強めていき、一瞬、板フラットの状態をかませて一気に切り替えると外向姿勢がとれる中、アクティブなターンになりました。
1級検定では多少「魅せる」ことも大切です。黙々とひたすら練習し、努力と自分を信じれば大丈夫です。