今シーズン25回目のスキーに丸沼高原へ。前回のかたしな高原に続き、2回目のプライベートレッスンを受講。
今回も大回り中心。目的は課題の確認と課題克服のための練習方法取得です。今回一番の収穫は「高低差」!

リフト代無料券
昨年、ヒマラヤスポーツさんでブーツを買った際にいただいたリフト代無料券を使用。

全体的なレッスン内容
前回、かたしな高原の時は基礎的な内容でしたが、今回は「テクニカル」の大回りで求められる具体的な技術、ポイントを教えていただきました。
偶然にもインストラクターの方はかたしな高原、プライズテストで大回りの前走を滑った方。話し易く、親切、丁寧、具体的で収穫大!
大回りでのインストラクターからの主な指摘
①滑りで「高低差」(左右骨盤の傾き)が使われていない。
②その「高低差」「がないことにより外傾角が作れていない。
③ポジションが後ろ。
の3つ。要は「テクニカル」の次元でなく、1級の延長に過ぎないレベルとのこと。
<この日は晴天でバーンコンディションも3月にしては良好>

大回りでの具体的なレッスン内容(アドバイス)
★高低差 : 斜面に左右骨盤の高さ(傾き)を合わせることを意識して滑る。
☆ポジション : 常にブーツのタングをやや押すように前傾し、ブーツのフロントバックルの上の重心があり、板のトップ側を押さえられるようにポジションをとる。
★太腿の内旋 : ターン導入時は外腰(股関節)から足元ブーツにかけ1本の軸を持つイメージで外板に荷重し、そこから外脚の太腿を内旋させる。
その際、板のトップ側を前から後ろに押し込むようにする。(脚を引き込むような感じでももよい)
◎板の踏み方 : 横(内)方向に動かないように両板の間で上から股関節で板を押す(踏む)。
☆フラット : 一気にターンしようとせず(曲げ急がない)、一旦、両スキーをフラットに戻し、そこから高低差を意識しながら徐々に外板をトップ方向に押し込んでいく。(腰が板に乗っていくような感じ)
★内足 : 高低差をとる中で内足をたたむ。たたみ方はトップのアウトエッジを雪面に付けつつテールを少し持ち上げ、内側に引く。(がに股気味でよい)
◎斜滑降 : 板をズラさず走らせる。ターン中盤での板の撓みを開放して板を走らせる。
◎ストックワーク : ターンの動きに合わせて腕を前に出していき、最後は脛の角度とストックの角度が合うように構え、突く。
◎目線 : 目線は横眼でもよいのでフォールライン方向に視野をとる。
<この時期にローズコース下部が滑れるのは何年振りでしょうか?>

その他
◎「テクニカル」で小回り/不整地が74点に対し、大回り/総合滑降が73点となった推測
小回りと不整地は高低差や外傾角の動きがそれほど出ないため動きの差が目立たないが、大回り系はその動きが無いことが如実に分かるためだろうとのこと。
◎74点はどちらかと言えばですが「テクニカル」に求められる動きに近く、73点は1級の延長に過ぎないとのこと。
<バイオレットからグリーンコースへの連絡路にあるコブ:練習に最適>

今回のプライベートレッスンでのポイントと収穫は「高低差」。来シーズン以降の「テクニカル」合格に向けて再びリベンジ開始です。また一から頑張りますよ~!
1回目のプライベートレッスン掲載記事はこちらです。(↓)
【24-25シーズン/23回目のスキー】大回りの課題克服のためプライベートレッスン受講