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風信子(ひやしんす)の☆本の紹介&エッセー☆俳句

濫読・雑読の風信子(ひやしんす)が気の向くままに、お気に入りの本を紹介いたします。

1月18日 今日、紹介する本は『愛ゆらリ』 時実新子著です。

2005年01月18日 | ☆ひやしんすの☆好きな本の紹介♪


風信子は神経が疲れたときに、夕方、台所に立ちながらモーツァルトの曲を聴いて料理をしていた。神経をしずめるための曲は、怒りを抑えるための曲といってもよい。外に出ればムカツクことも多いのだ。それを振り切るために選ぶ曲は、静かな曲ではない。激しい曲である。激しい曲でないと蘇えれないのだ。

今日、紹介する時実新子さんの川柳も激しい!!

なわとびに入っておいで出てお行き

こういう句を詠むと息をふきかえすような気がする。

本の解説には
激しい恋の句で知られる川柳界の第一人者・時実新子が、揺れ動く“人生”というものを真摯にみつめ、妻として母として、そしてなによりひとりの女として、深く、自分らしく生きるために、いかに生きてきたかを本音で語った、自伝的エッセイ集。とある。

この本についての詳細は下のリンクからどうぞ。
『愛ゆらリ』 時実新子 著