「そういうつもりじゃなかったんだけど・・・」
人生には、二者択一を余儀なくされる場面があるものだ。
今から思えば、色々な選択肢があったんだろうが、その時は2本の道しかないように
みえた。
高校卒業後から始まった人生の岐路、紆余曲折まさに曲がりくねった道を走ってきた。
何度やり直してもいいから、やりたいことをやろうが決め手だったのかも。
将来の人生設計なんてあまり考えない。想像がつかなかった。ばんやりしてた。
やるだけやったら結果がどうであれ何とかなるさと楽観する。
たくさん失敗して何度も起き上って、知らず知らずのうち成長したのかわからないが・・・
人は人、自分は自分と、世の常識的考えは否定して「自分らしく」を求めていた。
ほんとうの自分は、どういう自分なんだと未だによくわからない時があるが。
人生はわからないことだらけだ。
わからないなりに懸命に追っかけて、探し求めてる時間や場所が
楽しかったのかもしれない。
年を取ったなりに追っかけることはある。
定年後の岐路も同じように進む。食べることに不自由しなければよい。
人生の岐路は、深刻に考えず生き生きと努力することだけ考えて
日々進めることができれば幸せだ。