バスケと人生の日々~陽のあたる場所へ

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アジアU-16男子バスケ選手権結果~結果より育成過程

2011年11月16日 | 全日本バスケ

              

 

 

      第2回FIBA ASIA U-16男子バスケットボール選手権大会が10月29日終了した。

     上位2チームに与えられるU-16世界選手権は逃したものの、3位決定戦でフィリピンを

     94-81で下して銅メダルを獲得した。前半は、32-31の互角。

       ゲームキャプテン金子(明成)のスリー、インサイド陣の杉浦(大濠)・馬場(富山一)、

      フォワード新川(京北)が活躍したみたいだ。ヘッドコーチは、本丸中の富樫氏。

      全試合通じてチームトップ平均得点は、15.4点の杉浦、2番目は14.4点の馬場。

      13年ぶりの表彰台(3位以内)だそうである。

     しかし、準決勝の中国戦、215cmのセンターはじめ中国の高さに圧倒されて、

     43-82の完敗。決勝の韓国VS中国も52-92で中国の圧勝。若手アジア男子では、

     中国が抜けている。

      この高さの壁を超えられる何かないと、世界では戦えない。最大かつ永遠のテーマ。

 

       一方、女子U-16アジア大会は、まもなく12月4日から中国・済南市にて開催される。

     女子の高1・中三の世代はどうなんだろう? U-18の世代がよかっただけに注目したい。

 

      トップの指導者は、もちろんお分かりかと思うが、十代の世代は結果より育成する過程を

     特に重視してもらいたい。

     個人スキルの基本技術中心に、平面的にいかに速くみせられるオフェンス・ディフェンスを

     できるのか。勝ちに直結する技術修得より、全日本が目指すチームスタイルのヴィジョン

     学ばせてもらいたい。女子はある程度、明確につながっている感じがする。

      男子の方はどうなんだろう?

      「全日本代表→U-24代表→U-18代表→U-16代表」と繋がっているのだろうか?

      あと、男子の全日本ヘッドコーチは誰が引き継ぐのだろう?

      再スタートのトップ組織体制編成は、進んでいるんだろうか?

 

      ?ばかりで申し訳ないが・・・