第2回FIBA ASIA U-16男子バスケットボール選手権大会が10月29日終了した。
上位2チームに与えられるU-16世界選手権は逃したものの、3位決定戦でフィリピンを
94-81で下して銅メダルを獲得した。前半は、32-31の互角。
ゲームキャプテン金子(明成)のスリー、インサイド陣の杉浦(大濠)・馬場(富山一)、
フォワード新川(京北)が活躍したみたいだ。ヘッドコーチは、本丸中の富樫氏。
全試合通じてチームトップ平均得点は、15.4点の杉浦、2番目は14.4点の馬場。
13年ぶりの表彰台(3位以内)だそうである。
しかし、準決勝の中国戦、215cmのセンターはじめ中国の高さに圧倒されて、
43-82の完敗。決勝の韓国VS中国も52-92で中国の圧勝。若手アジア男子では、
中国が抜けている。
この高さの壁を超えられる何かないと、世界では戦えない。最大かつ永遠のテーマ。
一方、女子U-16アジア大会は、まもなく12月4日から中国・済南市にて開催される。
女子の高1・中三の世代はどうなんだろう? U-18の世代がよかっただけに注目したい。
トップの指導者は、もちろんお分かりかと思うが、十代の世代は結果より育成する過程を
特に重視してもらいたい。
個人スキルの基本技術中心に、平面的にいかに速くみせられるオフェンス・ディフェンスを
できるのか。勝ちに直結する技術修得より、全日本が目指すチームスタイルのヴィジョンを
学ばせてもらいたい。女子はある程度、明確につながっている感じがする。
男子の方はどうなんだろう?
「全日本代表→U-24代表→U-18代表→U-16代表」と繋がっているのだろうか?
あと、男子の全日本ヘッドコーチは誰が引き継ぐのだろう?
再スタートのトップ組織体制編成は、進んでいるんだろうか?
?ばかりで申し訳ないが・・・